
見逃してない? F1日本GPを彩る2大ワンメイク開幕戦―鈴鹿を裏で彩るフェラーリ×ポルシェの見どころ
シリーズ第3戦として、2025年4月4~6日に三重県鈴鹿サーキットで行われる2025年FIA F1世界選手権日本グランプリ。メインレースの合間に“もうひとつの熱戦”が繰り広げられているのをご存じだろうか?
今週末は、F1マシン以外にもフェラーリやポルシェが鈴鹿を駆け抜ける。今回は、F1日本グランプリのサポートレースとして行われる2つの注目カテゴリーを紹介する。
フェラーリ・チャレンジ・ジャパン 第1戦
Courtesy Of Ferrari S.p.A.
フェラーリ・チャレンジ・ジャパン2024、鈴鹿サーキット (2)
セッション | 日付 | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|
フリー走行 | 4月4日(金) | 9:00~9:45 | |
予選 | 4月4日(金) | 16:30~17:00 | |
レース1 | 4月5日(土) | 13:10~13:45 | 30分+1周 |
レース2 | 4月6日(日) | 9:45~10:20 | 30分+1周 |
“跳ね馬”ことフェラーリがずらりと並ぶこのレース。2023年に日本独自のシリーズとして誕生した「フェラーリ・チャレンジ・ジャパン」は、2025年で3年目を迎える。フェラーリの歴史において、単一マーケットを対象としたワンメイクシリーズが展開されるのは、2019年のイギリス国内シリーズに次いで2例目だ。
全5大会・10レースが予定されており、F1日本グランプリのサポートイベントとして行われる今大会が開幕戦となる。
今季から使用されるマシンは、最新モデルの「フェラーリ296チャレンジ」。700馬力を発する2リッターV型6ツインターボエンジンを搭載し、なんと時速250kmで870kgを超えるダウンフォースを発生させる。まさに空力モンスター。
Courtesy Of Ferrari S.p.A.
フェラーリ・チャレンジ・ジャパン2024、鈴鹿サーキット (1)
ドライバーは日本を中心にアメリカや韓国などから20名以上が集まり、「TROFEO PIRELLI」「TROFEO PIRELLI AM」「COPPA SHELL」「COPPA SHELL AM」の各クラスで争われる。
各クラスの優勝も熱いが、注目はクラスを超えた総合トップ争い。グランドスタンド前での表彰式を目指して、誰が頭ひとつ抜け出すかが見ものだ。
2025年シーズン カレンダー
- Rd.1:鈴鹿サーキット(4月4日〜6日)
- Rd.2:オートポリス(5月23日〜25日)
- Rd.3:富士スピードウェイ(6月20日〜22日)
- Rd.4:富士スピードウェイ(7月11日〜13日)
- Rd.5:岡山国際サーキット(8月8日〜10日)
ポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)第1戦
Courtesy Of Porsche Japan
ポルシェカレラカップジャパン2024第1戦(鈴鹿サーキット)決勝 (1)
セッション | 日付 | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|
フリー走行 | 4月4日(金) | 13:00~13:45 | |
予選 | 4月5日(土) | 10:20~10:50 | |
レース1 | 4月5日(土) | 17:00~17:35 | 10周 or 30分 |
レース2 | 4月6日(日) | 11:00~11:35 | 10周 or 30分 |
“RR(リアエンジン・リア駆動)の雄”、ポルシェ911 GT3 CUP(Type 992)による日本最高峰のワンメイクレース、それがPCCJ(ポルシェ・カレラカップ・ジャパン)。2025年は記念すべき25年目のシーズンになる。
マシンはデリバリー状態で既にレース仕様となっており、「カップカー」として親しまれている。
最大の特徴は、改造が一切許されていない点だ。サスペンションやタイヤ空気圧の調整など最小限のセッティングのみが認められており、エンジンやトランスミッションは封印されている。ドライバーの純粋な実力が勝敗を分ける、イコールコンディション下の真剣勝負だ。
搭載される水冷式4.0L水平対向6気筒エンジンは最大510馬力(375kW)を発揮し、6速パドルシフトとミシュラン製レーシングスリックタイヤがその性能を余すところなく引き出す。
長年にわたるシリーズからは多くのトップドライバーが輩出されており、その筆頭が2012年シリーズチャンピオンで、アルピーヌF1チームから日本GPのFP1に出走した平川亮だ。
Courtesy Of Porsche Japan
ポルシェカレラカップジャパン2024第1戦(鈴鹿サーキット)決勝 (2)
2025年のPCCJは、4月のF1日本GPからスタートし、9月のFIA世界耐久選手権(WEC)サポートレースでの最終戦まで、全5大会・11戦が予定されている。
PCCJでは、「プロクラス(Pro)」(白ゼッケン)、「プロアマクラス(ProAm)」(黄ゼッケン)、「アマクラス(Am)」(橙ゼッケン)の3クラス混走で争われる。
2025年大会は2013年以来となる2レース構成。予選のベストタイムが第1戦のグリッド、セカンドベストタイムが第2戦のグリッドに反映される。
プロクラス注目選手
- #60 伊東黎明:2024年に11戦10勝、PCCJ王者
- #78 木村偉織:SUPER GT・スーパーフォーミュラ出身、初参戦
- #7 卜部和久:FIA-F4勝利経験者
- #99 渡会太一:2024年MEC120 v.Granzチャンピオン
- #91 佐藤樹:ポルシェジャパンジュニアドライバー、JAF-F4王者