メルセデスAMGペトロナスF1チームのルイス・ハミルトン、2021年6月3日F1アゼルバイジャンGPにて
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メルセデスF1、再審査請求によって「ハミルトンの名声と品位を汚そうとしている」とレッドブル上層部を強烈に非難

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メルセデスF1チームはF1イギリスGPの裁定に対する再審査請求が却下された事を受け、スチュワードの判断を支持すると共に「ルイス・ハミルトンの名声と品位を汚そうとしている」等として、レッドブル・ホンダの上層部を強烈に非難した。

ミストンキーンズのチームは第11戦ハンガリーGPに向けて、シルバーストンでハミルトンに科された10秒ペナルティの再審査を求める嘆願書をスチュワードに提出したものの、再検討に値すべき証拠はないとして却下された

スチュワードの決定を受けメルセデスは、見直し請求が却下された事を歓迎すると共に、レース出走禁止が相当等と主張していたクリスチャン・ホーナーやヘルムート・マルコを含むと思われるレッドブルの上級経営陣を強い表現で非難する声明を発表した。

「メルセデスAMGペトロナスF1チームは、レッドブル・レーシングの再審査請求を却下したスチュワードの決定を歓迎する」

「この決定により一件に終止符が打たれる事となったが、不成功に終わった再審査請求のために提出された書類を含め、ルイス・ハミルトンの名声と品位を汚そうとするレッドブル・レーシング上層部の連携的試みにも終止符が打たれる事を期待する」

「我々は今週末のレースを楽しみにしており、2021年のFIA F1世界選手権の獲得に向けて激戦のシーズンを戦い抜いていく覚悟だ」

メルセデスが言うところの「再審査請求のために提出された書類」に関する批判は、スチュワードが「懸念」という表現で言及したものと同じ内容だと思われる。

現時点では情報が足らず詳細は分かっていないが、レッドブル・ホンダは再審査嘆願書において何某かの主張を書き添えていたようで、スチュワードは審査請求が認められた場合「そうした主張はスチュワードに関連する場合と関連しない場合があり得る。スチュワードはその後の決定において、こうした申し立てに直接対処した可能性があるが、請求は却下されたため、これらへのコメントは行わない」とのみ説明している。

続報:ホーナーが明かす”懸念”の内容

再審査の是非を判断する29日のビデオ会議にはロン・メドウズ(スポーティング・ディレクター)、アンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリング・ディレクター)、そしてジェームズ・ヴァウルズ(ストラテジー・ディレクター)の3名がメルセデスの代表者として出席しており、彼らはその”主張”を目にしている。

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