アストンマーチンとアルピーヌ、2021年型F1マシン発表日時を公開
アルピーヌとアストンマーチンが2021年シーズンのFIA-F1世界選手権に投じる新車の公開日時を相次いで発表した。
ルノー改めアルピーヌF1チームは3月2日(火)に「A521」を発表。レーシングポイント改めアストンマーティンは、その翌日の英国現地午後15時、日本時間24時に新車を発表する。両チームともオンライン上でバーチャルイベントを開催する。
アルピーヌは1月に暫定版のカラーリングを披露。先週は英国エンストンのファクトリーで新型パワーユニットに火を入れ、ローンチに向けて着々と準備を進めている。
昨年のF1サクヒールGPでキャリア初表彰台に上がったエステバン・オコンのチームメイトとして2年ぶりにF1復帰を果たすフェルナンド・アロンソは、今月11日に交通事故に遭い上顎を骨折。矯正手術を経て退院し、自宅で療養に励んでいる。
チーム上層部の顔ぶれも変わる。チーム代表を務めていたシリル・アビテブールの後任は未だ発表されていないが、レーシングディレクターとして新たにダビデ・ブリビオ(元スズキMotoGPチームマネージャー)が加わる。
61年ぶりのF1復帰を果たすアストンマーチンは、チームオーナーの息子ランス・ストロールのチームメイトとして4度のF1ワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルを新たに迎え入れる。
新たな旅立ちを前に、チームはアメリカ・ニュージャージー州に本社を置く多国籍IT企業、コグニザント(Cognizant)との新たな冠スポンサー契約を締結。マシンは旧来のピンク色からブリティッシュグリーンに切り替えられる見通しだ。
両チームの発表に伴い、新車発表日時を公開していないのはレッドブル・ホンダとハースの2チームのみとなった。