ミーティングに臨むフェルナンド・アロンソ、フランス・パリのヴィリー=シャティヨンにあるルノーF1のパワーユニット開発拠点にて
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フェルナンド・アロンソ、手術後48時間の経過観察経て無事退院「トレーニング再開に向け休養を取る」とアルピーヌF1

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アルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソが、交通事故による上顎の矯正手術を経て入院先の病院から無事退院した。今後短い休養を取った後、3月28日のバーレーンでの開幕に向けてのトレーニングを再開する。

アロンソは3年ぶりのF1復帰に向けて先週11日にスイス・ルガーノの自宅近くでサイクリングによるトレーニングに励んでいたところ、乗用車と衝突する事故に遭い上顎を骨折。病院に搬送され矯正手術を受けた。

事故から4日後、アルピーヌF1チームは2度のF1ワールドチャンピオンが48時間の経過観察を経て無事に退院し、療養のために自宅に戻った事を明らかにした。

チームは声明の中で「フェルナンドは短期間の完全休養を経て、徐々にトレーニングを再開し、シーズン開幕に向けて準備を進めていく予定だ」と説明した。

アロンソ、チーム共に3月12日からのバーレーンでのプレシーズンテスト参加に意欲を示しており、早期の回復が望まれる。

ルノーからアルピーヌへとリブランドされた英国エンストンのチームは目下、2021年型F1マシン「A521」の開発に取り組んでいるものの、現時点では新車発表日時は明らかにされておらず、昨年までチーム代表を務めていたシリル・アビテブールの後任に関しても発表がない状態が続いている。