指をさすフェルナンド・アロンソ、イモラ・サーキットにて
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フェルナンド・アロンソ、顎の手術を経て「僕は大丈夫」詳細な事故状況が明らかに

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アルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソが事故後初めて自らファンに無事を知らせると共に、2021年シーズンに向けた準備再開への思いの一端を口にした。

2度のF1ワールドチャンピオンは、スイス・ルガーノの自宅近くでサイクリングによるトレーニング中に乗用車と衝突する事故に遭い、上顎を骨折して手術を受けた。

所属先のアルピーヌF1チームは事故翌日、手術が無事に成功した事ならびに、アロンソが今後48時間に渡って医師の経過観察下に置かれる事を明らかにした。

入院中のアロンソはソーシャルメディアを通して「心配してくれてありがとう。僕は大丈夫だ。2021年シーズンが始まるのを楽しみにしている」とファンに自身の無事を知らせた。

一体どのような事故だったのだろうか?

州警察の報告によれば11日(木)午後2時前、ラ・サンタ通りをプレガッソーナ方面に向かって走行していた車が対向車線を横断する形で左折してスーパーの駐車場に入ろうとした際に、自転車に乗っていた39歳のスペイン人と衝突したという。

事故車と反対側の車線を自転車で走行していたフェルナンド・アロンソと思われるスペイン人は、渋滞中の車の脇を駆け抜けるように走っていた際、左折してきた車の右側に激突。車を運転していたのは、ルガーノ地区に住む42歳のスイス人との事だ。

事故発生後、警察と救助隊が現場に到着。フェルナンド・アロンソと思われるスペイン人の手当を行い、その後救急車で病院に搬送した。

プレシーズンテストは1ヶ月後、開幕バーレーンGPは3月28日に迫っておりシーズンへの影響が懸念されるところだが、チームは「数日の安静を経て、徐々にトレーニングを再開できるようになるだろう」と楽観的な見方を示している。

アロンソは怪我が原因で過去にシーズン開幕戦を欠場した事がある。マクラーレン・ホンダ時代の2015年、プレシーズンテストでクラッシュに見舞われ脳震盪を起こした事で療養を余儀なくされ、チームはメルボルンでのレースでケビン・マグヌッセンを代役とした。