2017年のホンダ製F1パワーユニット「RA617H」の全貌
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2018年 F1第16戦ロシアGP:パワーユニット投入状況 / ホンダ、性能と信頼性向上を目指す新型エンジンを投入

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2018年F1第16戦ロシアGP開幕前日(9月27日12時45分現在)における各ドライバー毎のパワーユニット使用状況を以下にまとめる。

ナイトレースとして行われた前戦シンガポールGPでは、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのキミ・ライコネンがMGU-Hを交換したが、全20台は全て降格ペナルティなしに決勝をスタートした。

ルノー最新版スペックCパワーユニットを搭載するレッドブル勢は今回、旧型のスペックBにロールバック。今後続く標高の高いサーキットでの連戦を前に、信頼性に勝る古い仕様のパワーユニットへの交換を実施し、グリッドペナルティを消化する。

ホンダF1は満を持して最新版スペック3を投入。性能向上を目指しICE=内燃エンジンと熱エネルギー回生を司るHGU-H、そしてターボチャージャーを一新した。鈴鹿でのホームレースを前に、トロロッソ・ホンダの2台はソチ・オートドロームで降格ペナルティを受ける。

ハイブリッド・ターボ導入5年目の今年はエンジン交換に関する規約がより厳格化され、
ICE(内燃機関)、TC(ターボチャージャー)MGU-Hが年間3基、ES(バッテリー)、CE(コントロールエレクトロニクス)MGU-Kが年間2基までに制限され、これを越える交換を実施した場合はグリッド降格ペナルティが科せられる。

F1ロシアGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
Mercedes ルイス・ハミルトン 3 3 3 2 2 2
Mercedes バルテリ・ボッタス 4 4 4 3 3 3
Ferrari セバスチャン・ベッテル 3 3 3 2 2 2
Ferrari キミ・ライコネン 3 3 3 2 2 2
Red Bull ダニエル・リカルド 4 4 4 4 4 4
Red Bull マックス・フェルスタッペン 3 3 3 3 2 2
Force India セルジオ・ペレス 3 3 3 2 2 2
Force India エステバン・オコン 3 3 3 2 2 2
Williams ランス・ストロール 3 3 3 2 2 2
Williams セルゲイ・シロトキン 3 3 3 2 2 2
Renault ニコ・ヒュルケンベルグ 5 6 5 4 4 4
Renault カルロス・サインツ 4 4 4 3 3 3
Toro Rosso ブレンドン・ハートレー 6 5 5 5 3 3
Toro Rosso ピエール・ガスリー 5 5 5 4 3 3
Haas ロマン・グロージャン 3 3 3 2 2 2
Haas ケビン・マグヌッセン 3 3 3 2 2 2
McLaren フェルナンド・アロンソ 3 3 3 3 2 2
McLaren ストフェル・バンドーン 4 4 4 3 3 3
Sauber マーカス・エリクソン 4 3 3 2 2 2
Sauber シャルル・ルクレール 3 3 3 2 2 2

FIA国際自動車連盟はFP1開始直後、セッションに先立ってエンジン交換を実施した計5台のマシンとその内訳を発表した。

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