トロロッソ・ホンダSTR13、2018年F1ロシアGP初日
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FIA国際自連、F1ロシアGPでPU交換ペナルティを受ける5名を発表…ホンダは計4エレメントを一新、アロンソは全交換

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シーズン16戦目、F1ロシアGPが9月28日金曜に開幕。FIA国際自動車連盟はその初日、FP1開始直後に、トロロッソ・ホンダ勢の2名を含む計5台のマシンがパワーユニットを交換した事を明らかにした。

エンジン全開率60%、2本のロングストレートを有するソチ・オートドロームでエンジン交換を実施したのはフェルナンド・アロンソ、ブレンドン・ハートレー、ピエール・ガスリー、マックス・フェルスタッペン、ダニエル・リカルドの5名。ルノー・スポールとホンダユーザーが名を連ねた。

レッドブル・レーシングは、モンツァで投入した最新版スペックCの使用を断念し、旧型のスペックBにグレードダウン。酸素濃度が薄くエンジンへの負荷が高い高地のメキシコとブラジルに備えて、信頼性に勝る古いエンジンの封を切った。フェルスタッペンは全6コンポーネントを、リカルドはCE(コントロール・エレクトロニクス)とES(エナジーストア)を除く4つのエレメントを交換した。

トロロッソ勢は、ホンダのお膝元鈴鹿サーキットでのF1日本GPを前に勢いをつけるべく、ICE=内燃エンジン、MGU-H(熱回生)、MUG-K(運動回生)、ターボの4エレメントを一新。性能と信頼性向上を図ったアップグレード版エンジン”スペック3″を投入した。ハートレーの方のみ、新しいCEが投入されている。

マクラーレンのフェルナンド・アロンソも全6つのフルセット交換を実施。レッドブルが旧仕様にロールバックした事を考えれば、投入されたのはスペックCではないものとみられる。

以上5名のドライバー達は、レギュレーションで許可された規定数以上のエンジン交換を実施したため、日曜のレースをグリッド最後尾からスタートする事となる。規約では、いずれかのエレメントが規定数を”初めて超える形”で交換された場合10グリッド、それ以外の場合には5グリッド降格が加算される仕組みとなっている。

卸したてのエンジンという事で、スクーデリア・トロロッソの2台はFP1でシステムチェックに時間を割き、ラップタイムを目指す事無く周回を稼ぐことに専念。計53周を走り込み、ノートラブルでセッションを終えている。

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