マックス・フェルスタッペン「スパは僕の地元みたいなもの」
レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、2018年FIA F1世界選手権第13戦ベルギーGPに先立って抱負を語った。フェルスタッペンは昨年のレースでパワーユニットのトラブルのために無念のリタイヤを喫している。
スパは僕の地元みたいなもの
マックス・フェルスタッペン
スパでのレースは何時だって特別なんだ。僕はサーキットからクルマで1時間位の場所で生まれたから、ベルギーGPはホームレースみたいなものなんだよ。母国オランダのファンがオレンジ色をまとってサーキットのキャンプ場に集まるんだけど、如何にも母国GPって感じがする。
トラックは森の中に建設されてるから、他のサーキットとはちょっと違う感じがするんだよね。もちろんオー・ルージュ(2・3・4コーナー)は特別なんだけど、僕が好きなのはプーオン(10コーナー)なんだ。あの左コーナーは本当に高速で楽しいんだよ。スパの楽しみといえばワッフルとフリッツ(フライドポテト)だね。伝統な料理で美味しいんだ。
この前のオーストリアでの勝利は、レッドブルのホームレースだったって事もあって最高だったし、オランダのファンの大きなサポートがあった。スパで優勝できれば同じ様にオレンジ色の旗があっちこっちに見えるんだろうな。ファンのみんなに楽しんでもらえたら嬉しいよ。
ベルギーGPの戦いの舞台となるのはスパ・フランコルシャン・サーキット。1周7004mのコースはカレンダー最長の距離を誇る。昨年のグランプリでは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝。予選でミハエル・シューマッハと並ぶ歴代最多ポールを獲得したハミルトンはセバスチャン・ベッテルに2.358秒の差をつけてトップチェッカーを受けた。3位表彰台にはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが滑り込んだ。
F1ベルギーグランプリは日本時間2018年8月24日(金)18時から始まるフリー走行1で幕を開ける。