フレデリック・バスール
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フレデリック・バスール

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人物データ

名前 フレデリック・バスール / Frédéric Vasseur
国籍 フランス
出身地 ドラヴェイユ
生年月日 1968年05月28日 / 55歳

フレデリック・バスール(Frédéric Vasseur)は、1968年5月28日生まれのフランス人モータースポーツエンジニアであり、チームマネージャー。”ヴァスール”とも表記される。2017年7月12日、モニシャ・カルテンボーンの後任として、スイスに本拠地を置くザウバーF1チームのチーム代表兼最高経営責任者(CEO)に就任した。

主なキャリア

バスールはESTACAで航空学と工学を学んだ後、1996年に自身のチーム「ASM」を設立しジュニア・フォーミュラに参戦した。ルノーとのパートナーシップの元、1998年にフランスF3選手権で3勝を挙げシリーズ優勝。2004年から2007年には、メルセデスとタッグを組みF3ユーロ・シリーズに参戦。ルイス・ハミルトンポール・ディ・レスタロマン・グロージャン等、後にF1で活躍するトップドライバーを育て上げた。

2004年にはニコラス・トッドと共にARTグランプリに参画しGP2シリーズへ。2005年にはニコ・ロズベルグ、2006年にはルイス・ハミルトンと共にGP2連覇を成し遂げた。その後もストフェル・バンドーンニコ・ヒュルケンベルグがGP2チャンピオンを獲得。更に、GP3シリーズでは2010年のエステバン・グティエレス、2011年のバルテリ・ボッタス、2015年のエステバン・オコン、2016年のシャルル・ルクレールの4名のドライバーチャンピオンを輩出した。

2013年末、バスールが前年に立ち上げたスパーク・レーシング・テクノロジー(SRT)が翌年から始まるフォーミュラE車両の製造契約を獲得。以降、フォーミュラEマシンの製造を一手に引き受けている。

2016年、ロータスを買収しワークスとして復活したルノー・スポールF1チームのチーム代表に就任。マネージング・ディレクターのシリル・アビテブールとの意見衝突が原因で同年末にチームを去った。