シルバーストーンサーキットを走るフェラーリSF71H、セバスチャン・ベッテルcopyright Ferrari S.p.A.

跳馬ベッテルがトップタイム、ホンダエンジンはトラブル発生 / F1イギリスGP《FP2》結果とダイジェスト

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グランプリ初日を迎えたシルバーストーンサーキット。2018年F1第10戦イギリスGP金曜2回目のフリー走行が現地7月6日に開催され、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルが1分27秒552を記録、2番手につけたメルセデスのルイス・ハミルトンを0.187秒差で退け、初日をトップで締め括った。3番手にはトップから0.357秒遅れでバルテリ・ボッタスが続いた。

まだ初日が終わったばかりとは言え、フェラーリがタイムシート最上部に名を刻んだ意味は大きい。シルバーストーンは過去数年渡ってメルセデスAMGが席巻してきたサーキット。跳馬を含め誰もシルバーアローに太刀打ち出来ない状況が続いていた。フェラーリが持ち込んだアップデートは上手く機能しているようだ。

午前のFP1に引き続き午後の現地トウチェスターも晴れ渡り、照りつける日差しが熱を吸収しやすい黒いコース路面を温めた。気温は25℃、路面温度は51℃にまで上昇。予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2はドライコンディションでスタートした。

4番手はキミ・ライコネン(Ferrari、0.493秒差)、5番手にはダニエル・リカルド(Red Bull、0.856秒差)が続き、上位4台の集団から少し離れてマクラーレンのフェルナンド・アロンソが1.754秒遅れで6番手に食い込んだ。

リカルドの僚友マックス・フェルスタッペンは、セッション開始早々にターン7でクラッシュ。コーナーから脱出の際に縁石を乗り越えバリアに激突した。接触自体はさほど大きくなかったが、右リアサスペンションが破損。マシンはクレーン車でガレージへと運ばれた。車両の撤去のためにセッションは赤旗中断となった。

フェルスタッペンは午前のセッションでギアボックスが故障。交換されたかどうかは現時点では明らかとなっていないが、FP2開始前にクリスチャン・ホーナー代表が語ったところによれば、ギアボックス内部には何も問題が発見されていないという。

トロロッソ・ホンダ勢は、ピエール・ガスリーが13番手、ブレンドン・ハートレーが17番手とやや厳しい結果に。ガスリーは16周目を刻んでいた中、パワーユニット関連のトラブルを抱え突如コース脇にマシンを停めた。幸いにも、ガスリーがこの日搭載していたのは使い古した金曜プラクティス用のPU。トラブルの原因は不明ながらも、ホンダは今夜交換作業を実施する。

FP1でクラッシュを喫したロマン・グロージャンはシャシー交換を強いられた事で欠場。一人で2名分のプログラムを消化する責務を負ったケビン・マグヌッセンは、33周を走り12番手タイムを残した。

F1イギリスGP 3回目のフリー走行は、日本時間7月7日(土)19時から、公式予選は同22時からスタートする。

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