ランス・ストロール「もう無理だった」 耐え抜くも45周で今季7度目リタイヤ、空力最大30pt喪失か

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ランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)が2026年F1第12戦オランダGPを45周で終えた背景には、序盤から抱えていた車体の損傷があった可能性がある。本人によれば、空力性能を20~30ポイント失った状態で走っていたという。

チームメイトのフェルナンド・アロンソが18番グリッドから9位まで見事な追い上げを見せた一方、ストロールはハンドリングに苦しみ続け、72周のレースを完走できなかった。今シーズン7回目のリタイヤだった。

ストロールはレース後、マシンに何が起きていたのかを問われると、空力性能を大幅に失っていたと明かした。

「マシンにダメージがあった。空力で20~30ポイント失っていたと思う。スタート直後にデブリか何かを拾ったんだと思う。かなりのダメージだった。それで本当に厳しいレースになった」

ストロールは損傷を負った場所や原因を説明していないが、オープニングラップではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が高速のルイエンダイク・コーナーでウォールに激突し、大量のデブリがコース上に飛散。レースは直後に赤旗で中断されていた。

スタート直後から損傷を抱えていたのであれば、ストロールはその後の大半を本来の空力性能を失った状態で走っていたことになる。その状態でのドライビングの難しさについて尋ねられると、「もう無理だった。なんとか持ちこたえていたけど、あまりにも厳しかった」と振り返った。

ストロールが訴えた異常は、チーム側も把握していた。アストンマーティン・ホンダのF1チーム代表兼マネージング・テクニカル・パートナーを務めるニューウェイは、ストロールが抱えたハンドリングの問題は車体損傷に関連しているとの見方を示した。

「ランスはハンドリングの問題に苦しんでいて、マシンに何らかのダメージを負ったことが原因ではないかと考えている。そのため、マシンをリタイヤさせざるを得なかった」


2026年F1第12戦オランダGPの決勝レースでは、ランド・ノリス(マクラーレン)がポール・トゥ・ウインを達成。今季2勝目を上げた。レーシング・ブルズから代役参戦した角田裕毅は、入賞圏内に迫るも惜しくも11位と、ポイント獲得とはならなかった。

モンツァ・サーキットを舞台とする次戦イタリアGPは、シーズン第13戦として9月4日のフリー走行1で幕を開ける。

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