
アロンソ予告の「さらなる驚き」か。2027年参戦へシンガポールGP翌週にテストとの報道、7年ぶりにサーキットを離れ砂漠へ?
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)が、アストンマーティンの名を掲げるマシンで2027年のダカールラリーに参戦する計画だと、スペインのモータースポーツ専門メディア『SoyMotor.com』が10月5日(月)に報じた。
第16戦バーレーンGPに先立ち、2027年のF1続投を発表したアロンソは、セパンで行われた10月1日(木)の会見で、「これから数週間のうちに、さらに驚くようなことがあるかもしれない」「何処まで可能なのか、その限界を探りたい」と語っていた。
実現すれば2020年以来、7年ぶりの出場となる。報道によると、現時点では正式な署名には至っていないものの、関係者の間ではすでに合意に達しており、契約の最終調整が続いているという。
Courtesy Of TOYOTA MOTOR CORPORATION
ダカールラリー2020を完走し、拳を突き上げるTOYOTA GAZOO Racingのフェルナンド・アロンソ
アストンマーティン仕様でダカール再挑戦へ
アロンソは四輪部門の最高峰カテゴリー「T1+」クラスのマシンをドライブする予定とされる。イギリスのコンストラクター、プロドライブが手掛けたラリーレイド用マシン、ダチア・サンドライダーをベースに、外装をアストンマーティン仕様に変更する計画だという。
サンドライダーは、ナサール・アル=アティヤが2026年のダカールで総合優勝を果たしたマシンだ。ダチアは2026年シーズンをもってラリーレイドから撤退する方針を示しており、これに伴う契約上の取り決めを通じて、プロドライブが少なくとも2台を確保したとみられている。
ヴァンテージGT3とGT4の設計・製造や参戦チームへの技術支援を担うなど、プロドライブは2004年からアストンマーティンと協業関係にある。
シンガポールGP翌週に初テストを予定
本プロジェクトの準備は数週間前から進められており、マシンはすでにイギリスに到着しているとされる。アロンソは、早ければ今週末のF1第17戦シンガポールGPの翌週に初の実走テストを行う予定だという。
コ・ドライバーには、2020年の初挑戦の際にもアロンソと組んだマルク・コマが起用される見通しだとされる。二輪部門でダカールを5度制したコマとともにアロンソは当時、トヨタ・ハイラックスで総合13位完走を果たした。
中東情勢により変更される可能性があるが、第49回ダカールラリー2027は現時点で、2027年1月1日~15日の15日間にわたり、サウジアラビアで開催される予定となっている。
アロンソのダカール参戦については憶測にとどまるものであり、正式発表と契約締結が待たれるところだが、「さらに驚くようなこと」発言を巡っては、ダカールと同じくF1と開催日程が重複しないル・マン24時間レースへの参戦の可能性も取り沙汰されている。