
Q1敗退アロンソ「0.05秒のミスが原因? ラップの99%を見ていない」 続く“エンジン懸念”を受けPU交換、決勝最後尾へ
2026年F1第17戦シンガポールGPの公式予選でQ1敗退に終わったフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は、自身の走りを高く評価。わずかなミスがQ2進出を阻んだとの見方を退け、マシンの競争力について厳しい認識を示した。
僚友に0.7秒差、ミスによるQ1敗退説を一蹴
10月10日(土)にマリーナベイ市街地コースで行われた予選で、アロンソはQ2進出に0.054秒届かず17番手に終わった。初日のスプリント予選ではSQ2に進んだが、スプリント後のパルクフェルメ解除を受け、各チームがセットアップを変更して臨んだ公式予選ではQ1突破を逃した。
チームメイトのランス・ストロールは、アウトラップでロックアップを喫してエスケープゾーンに停止するなど精彩を欠き、アロンソに0.723秒もの遅れを取って19番手に沈んだ。アストンマーティン・ホンダ勢はチームとして後退した格好だ。
ラップ中に少し乱れたことがQ2進出を逃した原因だったのかと問われたアロンソは、「そうは思わない」と一蹴した。
「チームメイトに0.7秒くらい差をつけているわけだからね。0.05秒くらい失ったせいでQ2に行けなかったと思う人がいるなら、たぶんその人はラップの99%を見ていなかったんだろう」
さらに、予選Q1で走行できなかったアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)を引き合いに出し、「むしろ本来なら、もっと後方でもおかしくなかった。ハジャーも普通に争えていたら、たぶん19番手か20番手とか、そのあたりだったと思う」と語った。
エンジンへの懸念、最後尾スタートへ
直前のスプリントではポイントには届かなかったものの、相次ぐ混乱を切り抜け、15番グリッドから11位でフィニッシュした。ただ、土曜日の2つのセッションを通じて、エンジンに問題を抱えていたという。
アロンソは、「依然としてエンジンに関する問題、懸念が少し残っている。スプリントでも症状が出ていたし、予選でもまだ続いていたように思う」と説明し、予選での自身の走りについて「あれが限界だったと思う。かなりいいラップだった」と強調した。
さらに、翌日の決勝に向けた意気込みを問われると、パワーユニット(PU)交換の可能性に言及した。
「どうなるか見てみよう。パワーユニットを交換することになれば、おそらく最後尾からのスタートになる。最終的にどうなるかは様子を見守る必要がある」
この件について、チーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラックは「フェルナンドからのフィードバックを踏まえて、彼のPUを交換する予定だ」と説明した。
14号車AMR26のPUは、エキゾーストを除く全てのコンポーネントが年間の割り当て上限を超えているため、決勝に向けたPU交換により、アロンソはグリッド降格ペナルティを受け最後尾に後退する見込みだ。
2026年F1シンガポールGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がポールポジションを獲得。2番手にシャルル・ルクレール、3番手にルイス・ハミルトンと、その後方をフェラーリ勢が占める結果となった。
決勝レースは日本時間10月11日(日)21時にフォーメーションラップが開始され、1周4940mのマリーナベイ市街地コースを62周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。