首位から一転、ラッセル「自信過剰だった」 痛恨の初周リタイヤを招いた2つの要因/F1シンガポールGP

  • Published:
  • Googleで優先するソースとして追加する

ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2026年F1第17戦シンガポールGPのスプリントで首位を走行しながらも、単独クラッシュによりリタイヤを喫したことについて、「自信過剰だった」と自らの責任を認めた。

最終コーナーの立ち上がりで想定以上の電力アシストが加わったと説明しつつ、雨により路面が非常に滑りやすい状況の中、コースとコース外とを隔てる白線に乗った自身の判断を厳しく振り返った。

首位を奪うも、痛恨のミス「自信過剰だった」

10月10日(土)のマリーナベイ市街地コースで、2番グリッドから好スタートを切ったラッセルは、ターン1までにマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)を抜いてトップに浮上。だが、1周目の最終コーナーで右リアを縁石に乗せ、コントロールを失ってピットウォールに衝突した。

「正直、判断を誤った。コーナーを抜けてアクセルを踏んだら、バッテリーから思っていた以上のパワーが出た。少しワイドになって、白線に乗ってしまった」とラッセルは説明した。

「雨の中で一番やっちゃいけないのは、白線に乗ることだ。本当に、本当に馬鹿げたミスだった。自信過剰だった。たぶん今年初めてのクラッシュだと思う。あの位置を走っていただけに、本当に腹立たしい」

予選へ修復も、決勝は最後尾確定

メルセデスは、スプリントに続く予選に向けてマシンの修復を進める。豪雨でスプリントのスタートと終了が遅れた影響により、予選の開始時刻も30分後ろ倒しとなった。

チーム副代表のブラッドリー・ロードは、後部と右フロント周辺の交換が必要になるとの見通しを示した。フロアの損傷については確認が必要としつつ、「仮に修復が間に合わなくても、それはそれで問題ない。明日はどのみちどこからスタートするか分かっているからだ」と説明した。

ラッセルにはパワーユニット(PU)交換による40グリッド降格ペナルティが科されるため、予選結果にかかわらず、日曜日の決勝は最後尾からスタートする予定だ。

F1シンガポールGP特集