マックス・フェルスタッペンと話をするレッドブル・ホンダのクリスチャン・ホーナー代表、2021年5月7日F1スペインGPにて
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レッドブルF1、逆転優勝なるか? スペインで10年ぶりの最前列「励みになる結果だ!」とホーナー代表

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レッドブル・ホンダは5月8日のF1スペインGP公式予選でマックス・フェルスタッペンが2番手タイムを記録。スペインでの10年ぶりのフロントローを獲得した。

レッドブルがスペインGPで最前列を獲得したのは、マーク・ウェバーがポールを、セバスチャン・ベッテルが2番手を獲得した2011年にまで遡る。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
2 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:18.090 1:16.922 1:16.777
8 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 1:18.203 1:17.669 1:17.701

Q2でトップタイムを刻んだ事を思えば悔しい結果とも言えるが、昨年との比較で考えれば今季RB16Bの大幅なパフォーマンス向上を物語る結果とも言える。

予選3番手に甘んじた昨年はポールタイムとの差が0.7秒であったが、この日はポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)とは0.036秒という僅差だった。

白熱のグリッド争いを振り返ったチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、勝負の鍵はスタート直後のターン1にあると述べ、逆転優勝を誓った。

「今回も非常にエキサイティングな予選だった」とクリスチャン・ホーナー。

「フロントローはバルセロナでは10年ぶりの事であり、また、マックスは今回もポールまであと僅かに迫る走りを魅せてくれた。素晴らしいパフォーマンスだった」

「昨年のグランプリではポールとは0.7秒離れていたが、今年のマックスはポールのルイス(ハミルトン)と遜色ないタイムを刻んでくれた。素晴らしい進歩だし、フロントローは本当に励みになる。今日はポジティブな材料がたくさんあった」

残念ながら、もう一台のRB16Bをドライブしたセルジオ・ペレスは、左肩に不調を抱えて体調が万全ではなく8番手に留まったが、チームの指揮官は決勝での巻き返しを信じて疑わない。

「チェコ(ペレス)はQ3の最初のラップでスピンを喫したものの上手くリカバーして8番手に付けた」とクリスチャン・ホーナーは続ける。

「ここはオーバーテイクが難しいものの、彼がレースで強さを発揮するドライバーだという事は分かっているし、私は上手く前進してくれると確信している」

「メルセデスのマージンは本当に僅かであり、些細な違いが結果を大きく左右する。だからこそスタートとターン1に掛けてが勝負だ。観戦するには最高にエキサイティングなレースになるだろう」

2021年 F1スペイングランプリ決勝レースは、日本時間5月9日(日)22時にスタート。1周4675mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。

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