アゼルバイジャンで表彰台に上がったセルジオ・ペレス
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セルジオ・ペレスが2019年にマクラーレンに復帰?

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新生レーシングポイント・フォースインディアとの契約を更新したものと考えられていたセルジオ・ペレスに、突如マクラーレン移籍の話が降って湧いた。英SKyスポーツがF1イタリアGPを直前に控えた28日、ペレスがマクラーレンと交渉中であると報じた。

マクラーレンF1チームは、フェルナンド・アロンソの離脱に伴って後任にカルロス・サインツの加入を発表。ストフェル・バンドーンもまた契約が今季限りとなっており、来シーズンのドライバーラインナップが未だ確定していない。

候補者リストに名前が上がっているのはストフェル・バンドーンと育成傘下のランド・ノリス。それにエステバン・オコンとセルジオ・ペレスの4名だ。

マクラーレンで2シーズン目を過ごしているバンドーンは、アロンソに対して全く歯が立たない状況が続いており、今シーズンは13戦を終えてアロンソに対して予選全敗と厳しい立場に置かれている。

チームが「将来のチャンピオン候補」と猛プッシュするノリスは今年下位カテゴリのFIA F2選手権でタイトル争いを演じており、前戦ベルギーGPに引き続き今週末のイタリアGPでもフリー走行を担当する予定となっている。

フォース・インディアで目覚ましい活躍を見せてきたエステバン・オコンは、ローレンス・ストロールによるチーム買収の影響でウィリアムズのランス・ストロールにシートを奪われると噂されており、シーズン中の移籍を目指して夏休み期間中にマクラーレンでシートフィッティングを実施。だが、186cmの長身を誇るオコンはマクラーレンMCL33のコックピットに収まらなかったようで、シーズン中の移籍話が破談になったと伝えられている。

ペレスはザウバーでの活躍が認められて2013年にジェンソン・バトンのチームメイトとしてマクラーレンに移籍。全戦完走を果たしたものの、シーズンを通してバトンの後塵を拝し、わずか一年で解雇された。スパでペレスが明らかにしたところによれば、チーム名は公表できないものの2019年の契約は既に締結済だという。

ペレスがレーシングポイントに残留できる権利を持ち合わせているのであれば、低迷脱却の見通し薄いマクラーレンに移籍するメリットはない。報道が正しいとすれば、ストロールに取って代わられるのはペレスである可能性があるが果たして…。

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