ファンに手を振るトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト、F1バルセロナ合同テストにて
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ダニール・クビアト「テストは”大成功”、ショートもロングも相当良かった」F1テスト8日目

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トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、3月1日金曜に閉幕したF1バルセロナ合同テストを振り返った。クビアトは最終日に131周を走り込み、トップタイムを記録したセバスチャン・ベッテルから0.677秒遅れとなる堂々の5番手タイムでテストを締め括った。

マシンを降りたクビアトはネガティブな事を一切口にせず、テストは「大成功」だったと語り、強い満足感を示した。アレックス・アルボンと言いクビアトと言い、今年のファエンツァのチームは我々ファンをかなり楽しませてくれそうだ。

テストは大成功、ショートもロングも相当良かった

ダニール・クビアト順位: 5位, 周回数: 128周

プレシーズンテストは大成功だったと思う。かなりの数のマイレージを稼げたし、僕らはこの2週間の仕事に満足していいと思う。テスト1とテスト2の間に課題を克服できた事はすごく重要だ。おかげで、テスト最終日までに車のドライブはより快適になった。

クルマの挙動の変化を観察するために、幾つかの新しいパーツや異なるセットアップ・アプローチを試してみたんだ。こういった事をレースウィークにやるにはかなりリスキーだし、時間を使っちゃうからね。パーツを評価出来たし、出来る限りすばやくクルマを作り上げる解決策を見つけ出すことができた。僕らは今回のウインターテストを最大限に活用できたと言って良いと思う。

今日は午前中に何回かのショートランと予選シュミレーションを行い、午後はレースシミュレーションに取り組んだ。両方ともかなり上手くいったから、これからはメルボルンでのシーズンスタートに気持ちを切り替えて、集中して仕事に取り組める。


バルセロナ合同テスト最終8日目にトップタイムを刻んだのは、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。宿敵ルイス・ハミルトンを1000分の3秒差で交わし、今季テスト最速となる1分16秒221を記録した。

2019年のF1公式プレシーズンテストの日程は全て終了。開幕オーストラリアGPは、3月15日(金)日本時間10時にアルバート・パーク・サーキットで行われるフリー走行1で幕を開ける。