ヘルメットを被ったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンと、その父ヨス・フェルスタッペン
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フェルスタッペン、ギアボックス故障で29周も「エンジンは素晴らしい」と前向き / F1テスト8日目

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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、3月1日金曜に行われたF1バルセロナ合同テスト8日目を振り返った。ギアボックスにトラブルが出たために走行は大きく制限され、午後は全くコース上に出れず、午前中に29周を走ったのみでサーキットを後にする事となった。

前日のピエール・ガスリーのクラッシュを受け、レッドブルは昨夜英国の本拠地から急遽パーツを空輸。フェルスタッペンは29周走れたこと事態がそもそも「奇跡」だと語った。テストで発生したアクシデントによって既に2基のギアボックスが破損。最終日には予備のギアボックスがガレージ内なかったために、走行が制限されたようだ。

理想的ではない幕引きとなった事で、不機嫌かと思いきや、意外と満足げな表情を浮かべたフェルスタッペン。”満面の”とまでは言えないまでも、時折笑顔を見せながら、2週間後の開幕戦に向けてポジティブなコメントを残した。

フェルスタッペン:F1テスト8日目を終えて

マックス・フェルスタッペン順位: 11位, 周回数: 29周

ガレージのみんなが素晴らしい仕事をして、昨日クラッシュしたマシンを直し、今朝コース上に送り出してくれた。でも残念なことにギアボックスに問題が発生してしまい、結果的にマシンを止めざるを得なかった。

今日はそれほど良い一日だったとは言えないけど、(一発の)スピードは問題ないと思ってる。ロングランに関してもトップチームは何処もかなり似通った感じだしね。満足できる状況だと言って良いと思う。

全体としては本当にポジティブなテストになったと思ってる。もう少し走り込めていればもっと良かったんだけどね。僕らには良いパッケージがあると思うし、ホンダのエンジンは本当によく機能してくれてるから、僕としてはすごく満足だ。レースをするのが楽しみだよ。


バルセロナ合同テスト最終8日目にトップタイムを刻んだのは、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。宿敵ルイス・ハミルトンを1000分の3秒差で交わし、今季テスト最速となる1分16秒221を記録した。

2019年のF1公式プレシーズンテストの日程は全て終了。開幕オーストラリアGPは、3月15日(金)日本時間10時にアルバート・パーク・サーキットで行われるフリー走行1で幕を開ける。