ポール・ディ・レスタ、2018年ル・マン24時間レースLMP2に参戦
ユナイテッド・オートスポーツは、2018年のルマン24時間レースに元F1ドライバーのポール・ディ・レスタ(31歳、イギリス)を起用する事を発表した。ディ・レスタにとってはルマン24時間デビュー戦、フィル・ハンソンとフェリペ・アルバカーキと共にリジェJS P217をドライブ、LMP2クラスを戦う。
ディレスタは今年1月のデイトナ24時間にユナイテッド・オートスポーツから参戦、ウィル・オーウェン、ヒューゴ・デ・サドリーエ、ブルーノ・セナと共に32号車を駆り4位フィニッシュを果たした。セブリング12時間レースでは、ハンソンとアレックス・ブランドルと共に5位でチェッカーを受けた。
ユナイテッド・オートスポーツは今年のルマンに2台体制で臨む事を発表。もう一台はウィル・オーウェン、ヒューゴ・デ・サドリーエ、そして元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤが担当する。
「ユナイテッドの皆と共にル・マン24時間レースを戦えるなんて最高のニュースだよ」とディ・レスタ「ずっと注目していたレースだし、そのチャンスを手に入れる事ができた。上手くいったセブリング12時間で一緒だったフィルとまた組めるのも良いね」
「聞いたところによれば、チームは勝利をターゲットにしている。妥当な目標だと思う。そのためにも僕らは出来る限りのベストを尽くしていくつもりだよ」
ユナイテッド・オートスポーツのオーナー会長であり、マクラーレンF1チームの代表を務めるザク・ブラウンはディ・レスタの加入を歓迎する声明を発表。課題はサーキットの習熟だと述べた。
「ポールの加入に心が高ぶるよ。彼はアメリカでのレースの時に素晴らしい走りを見せてくれたしね。ルマンでも同じ様にやってくれるはずだ。マシンについては既に習熟しているから、後はサーキットを学ぶ事が必要だ。彼が素晴らしい速さを見せてくれる事を確信してるよ」
86回目の開催となる今年のル・マン24時間レースは、6月16日から17日にかけて決勝レースが行われる。