ガレージでチーム代表のクリスチャン・ホーナーとチームコンサルタントのヘルムート・マルコと話すマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2023年8月25日(金) F1オランダGP(ザントフォールト)
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フェルスタッペン、好感触もレッドブルに改善要求…ノリスに及ばず2番手

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8月25日(金)のF1第14戦オランダGP初日プラクティスを2番手で終えたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、特定コーナーでのマシンバランスに改善すべき点があると訴えた。

ザントフォールト・サーキットを舞台とする今週末は、レッドブルにとっての14連勝だけでなく、セバスチャン・ベッテルに並ぶF1史上最多タイの個人9連勝の記録が懸かっているが、フェルスタッペンは初日をトップで締め括る事ができなかった。

ザントフォールト・サーキットを周回するマックス・フェルスタッペンの1号車レッドブルRB19、2023年8月25日(金) F1オランダGP FP2Courtesy Of Red Bull Content Pool

ザントフォールト・サーキットを周回するマックス・フェルスタッペンの1号車レッドブルRB19、2023年8月25日(金) F1オランダGP FP2

母国の熱狂的ファンを前にフェルスタッペンはオープニングセッションでフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)を抑えて最速を刻んだが、続くFP2では中速コーナーで課題を抱え、1000分の23秒及ばずランド・ノリス(マクラーレン)に最速の座を許した。

セッションを振り返ったフェルスタッペンは、FP1よりFP2の方が「少し難しかった」とした上で、「幾つかのコーナーでバランスがあまり良くなかったから、もう少しばかり解決しなきゃならない」「微調整したい点が幾つかある」と述べ、課題がある事を認めた。

とは言え、全体として初日の出来は大いに満足のいくものだったようで「クルマにはかなりのポテンシャルがあると思う」とも述べた。

「かなり良かったと思う。セットアップ面で色々と試してみたんだ。FP2は概してクリーンなラップを得るのが本当に大変で、少し難しいセッションだった。コース上は常に、かなりのマシンが周回していたからね」

FP1ではチェッカーフラッグ後に、ターン11でロックしてグラベルトラップに飛び出す場面があった。

フェルスタッペンは「前のクルマに近づき過ぎたんだと思う」と述べ、路面に積もった砂が原因ではないと否定した。

「オーバーステアが出て、スピンしたくなかったからグラベルを通り抜けることにしたんだ。全てコントロールできていたし、何も問題はなかった」

FP2はトップ16が0.763秒以内にひしめく接戦だった。ポールポジション争いはこれまで以上に厳しいものになりそうだが、フェルスタッペンは「上位にいけると思う。自信がある」と語る。

「明日またドライブするのを楽しみにしてる。グランドスタンドやコース周辺でオレンジ色の光景を見れて嬉しいし、応援されているのを感じるんだ」

フェルスタッペンには母国での3年連続ポール・トゥ・ウインへの期待が寄せられている。

観客席からマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を応援するオレンジアーミー、2023年8月25日(金) F1オランダGP(ザントフォールト)Courtesy Of Red Bull Content Pool

観客席からマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を応援するオレンジアーミー、2023年8月25日(金) F1オランダGP(ザントフォールト)


F1オランダGPのFP2をトップで締め括ったのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を1000分の23秒差で退けた。3番手にはアレックス・アルボン(ウィリアムズ)が続く結果となった。

3回目のフリー走行は日本時間8月26日(土)18時30分から、公式予選は同22時から1時間に渡ってザントフォールト・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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