セルジオ・ペレス、TOP10圏外も「実際にはタイムシートより良いはず」ウッドとの新タッグを開始
セルジオ・ペレス(レッドブル)は2024年F1第15戦オランダGPの初日FP2で、僚友マックス・フェルスタッペンからコンマ6秒遅れの12番手に留まったが、実際のペースはタイムシートより良いはずだと主張した。
「色々なことをテストした。タイムシートに表れているより、実際の順位は良いと思う。ターン12でコース外に出るミスがあって、コンマ数秒を失ってしまった」とペレスは振り返った。
「全体的には、前の連中に追いつくためにやるべきことがあると思う。特にロングランペースという点でね。2台のクルマで全く違うアプローチを取っているから、明日も忙しい一日になりそうだ」
レッドブル移籍後から一貫してタッグを組んできたヒュー・バートが産休に入ったため、ペレスのレースエンジニアはオランダGPよりパフォーマンス・エンジニアのリチャード・ウッドに引き継がれた。
ウッドとの仕事に慣れてきたか?と問われたペレスは「そうだね。ウッディがレースエンジニアを担当するのは当然ながら初めてのことだから、少し新鮮な感じがする」と語った。
「まだ慣れていない部分もあるけど、セッションごとに良くなっていくと思うし、徐々に慣れていくと思う」
ストラスクライド大学で機械・自動車工学を修了したウッドは2013年にアナリストとしてレッドブルの戦略部門に加わり、レースサポートエンジニア、シミュレーター・パフォーマンス・エンジニアを経て2021年以降はパフォーマンス・エンジニアを務めている。
2024年F1オランダGPの初日FP2をトップで締め括ったのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)を0.061秒差で退けた。
FP3は日本時間8月24日(土)18時30分から、公式予選は同22時から1時間に渡ってザントフォールト・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。