バーレーンテストに臨むルノーのフェルナンド・アロンソcopyright RENAULT SPORT

フェルナンド・アロンソ、俄然やる気「僕も手伝うからさ!」2022年型F1マシンの開発のために元旦出社をルノーに要求

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フェルナンド・アロンソのモチベーションは非常に高いレベルにあるようだ。2022年のチャンピオンシップ制覇の野望を抱く2度のF1ワールドチャンピオンは、ルノーF1チームに対して元旦出社を要求している。

アロンソは新世代マシンが導入される2022年に先立ち、来季よりF1に復帰する。精力的にフィジカルトレーニングに励み、2年落ちのF1マシンをバーレーンに持ち込みテストを行う等、やる気の高さには眼を見張るものがあるが、それはブランクを埋めるためという事のみならず、新しい技術レギュレーションの導入が大きなチャンスになると踏んでいるからだろう。

ミーティングに臨むフェルナンド・アロンソ、フランス・パリのヴィリー=シャティヨンにあるルノーF1のパワーユニット開発拠点にて

来季よりアルピーヌを名乗る英国エンストンのチームでエグゼクティブ・ディレクターを務めるマルチン・ブコウスキーは次のように述べ、アロンソが2022年に向けた準備を優先して行うようチームに要求している事を明かし、元王者のモチベーションの高さに言及した。

「風洞の中で喋っていた時、彼が『今は22年仕様のマシンを稼働できないんだよね』と尋ねてきたので『そうだ。規約の関係上、そうする事はできない』と答えたら、『なら、いつから開発を進められるの?』と返してきたので、私は『1月1日だ』と答えたんだ」

「そうしたら彼は『OK、僕らは1月1日から風洞を稼働させるべきだ。僕も1月1日にここに来て手伝うからさ』と言うんだ。これが今のフェルナンドのモチベーションレベルさ」

施設を見学するフェルナンド・アロンソ、フランス・パリのヴィリー=シャティヨンにあるルノーF1のパワーユニット開発拠点にて
フランス・パリのヴィリー=シャティヨンにあるルノーF1のパワーユニット開発拠点を見学するアロンソ / © RENAULT SPORT

ルノーはこの日、バーレーンに続いて、最終アブダビGPの開催地であるヤス・マリーナ・サーキットに2018年型R.S.18を持ち込み、アロンソと共に更に2日間のテストを行うことを発表した。

「彼は出来る限りのテストを望んでいる。それは彼がチームやシステム、手順、シートポジションやステアリングホイール上のボタンの位置の微調整など、全てに慣れ親しんでおきたいと考えているからだ」とブコウスキーは説明する。

「表現が悪いが、現行マシンは残酷なほどに速く、彼は2年間もマシンを運転していなかった。だからこそ彼は調子とリズムを取り戻す必要がある。そのために可能な限りのチャンスを利用してマシンをドライブしているのだ」

「彼のモチベーションは信じがたいほど高い。彼はファクトリーで会う人会う人に尋ねて歩き、プッシュするんだ。数分間に渡ってフェルナンドと話した彼らは、もっとやってやろうと更にモチベーションを高める」

「彼のような人物と話す事はスタッフにとっても本当に喜ばしい事だ。フェルナンドは素晴らしいチャンピオンというだけでなく、来年、そして来たるべき今後数年間に向けて非常に高いモチベーションに溢れているからね」