トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトとアレックス・アルボンcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダ、今季初のW入賞なるか / F1モナコGP《preview》

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トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトとアレックス・アルボンが、2019年FIA F1世界選手権第6戦モナコGPに先立って抱負を語った。

クビアトは過去4回モナコに出走し、そのうち3回でリタイヤを喫しているものの、レッドブル在籍時の2015年は4位入賞を達成。他方アルボンは、ART GPから出走した2017年のF2モナコのレース1で4位を獲得。DAMSからエントリーした2018年のモナコではレース1、レース2共にリタイヤに終わっている。

昨年のレッドブルRB14のパーツを多数流用している今季STR14は、ミッドフィールド先頭を争えるだけのパフォーマンスを時折示しているものの、戦略の不備や不運なインシデントもあり、ダブル入賞お預けの状態が続いている。5戦を終え6ポイント、コンストラクター9位という状況は、クルマの純粋なパフォーマンスを表したものとは言い難い。

前戦スペインGPでのラップタイムを見る限り、STR14の低速性能はハースには劣るものの、ルノーやマクラーレンと拮抗。高いハードルである事は確かだが、アクシデントなくクリーンな週末を過ごせれば、モナコでのWポイントの可能性は決して低くはない。トロロッソ・ホンダ、今季初のW入賞なるか

トロロッソ・ホンダ:モナコGPに向けて

ダニール・クビアトモナコは敬意を払うべき最高のコース

モナコは周りをウォールに囲まれたコースで、狭い町中を駆け巡る特別なサーキットだ。最初にコースに出る時は慎重にいかなきゃならない。少しずつ少しずつスピードを上げる必要がある。そのくらい敬意を払うべき場所なんだ。

その後は一周ごとにペースを上げ、徐々に自分の限界を探っていく。レーススピードは他のどのコースよりも低いけど、マシンに座っていると凄く速く感じる。バリアが本当に近い場所にあるからコースが狭く感じられ、体感スピードが速くなるんだ。それがモナコのユニークな部分だし、最高だと思えるところなんだ!

歴史のあるスペシャルなグランプリだから、レース週末は国中でたくさんのイベントが開かれるけど、僕の仕事はドライビングに集中することだし、本音を言えば、それが何よりも重要で特別なことなんだ。イベントは目白押しだけど、僕にとってはこのコースをドライブすることが何よりも好きなんだ。

アレックス・アルボンダニー曰く”狂ったような週末”になるみたい

モナコGPが楽しみだ。このコースは走っていて楽しいからね。F2時代にここでレースをした時は、最初は予選2番手だったし、昨年はポールポジションだったから、僕にとっては相性の良いコースなんだ。

僕はストリートサーキットが大好きだけど、この前のアゼルバイジャンで、市街地でのF1マシンの速さに圧倒されてしまった!F1マシンでは、”モーション・ブラー”の影響で視界周辺がぼやけたように見えるんだけど、そんな状況の中で壁に囲まれたコースを走るなんてびっくり仰天の経験だよ。

モナコでのレース経験はあるけど、トラック外でも多くのイベントがあるから、どんな週末になるのか想像がつかない。チームメートのダニー(クビアト)は”狂ったような週末になる”ってと言ってるけど、準備はバッチリできてるよ!


モナコGPの戦いの舞台となるのは伝統のモンテカルロ市街地コース。全長は3,340mで平均速度は時速130kmと、カレンダー最短にして最遅のドライバーズサーキットとして知られる。

昨年のグランプリでは、当時レッドブルにいたダニエル・リカルドがポール・トゥ・ウイン。タイヤ消耗戦を制して悲願のモナコウィナーに輝いた。2位表彰台にはセバスチャン・ベッテル(Ferrari)、3位に滑り込んだのはルイス・ハミルトン(Mercedes)。表彰台の3台は、スターティング・グリッドと全く同じ顔ぶれ・並び順となった。

第66回F1モナコGPは、日本時間2019年5月23日木曜18時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1モナコGP特集