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ミック・シューマッハ、2020年のF1デビューのためには「F2選手権6位以上」が至上命令
2020年のF1世界選手権で「シューマッハ」の名を目にするためには、ミックが2019シーズンのFIA-F2選手権でチャンピオンシップ6位以上を獲得する必要がある。
7度のF1ワールドチャンピオンの実子ミック・シューマッハは、昨年のヨーロッパF3選手権でタイトルを獲得。F1出走のために必要とされるスーパーライセンスポイント「40点」という条件を満たしたが、更なるポイント獲得の必要があることが発覚した。
ミック・シューマッハの母国ドイツの放送局RTLは、獲得しているライセンスポイントの内の20点は2019年限りで失効すると指摘。FIA国際自動車連盟は所定のライセンスポイントを過去3年間で40ポイント以上取得している事と定めており、取得後3年で失効するルールとなっている。
トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーの後任として、育成傘下のダン・ティクタムの昇格起用を検討したものの、出走要件であるライセンスポイントが足らず、2019年のレギュラー・ドライバーとしてアレックス・アルボンと契約を結んだ。
ミック・シューマッハは今年、スクーデリア・フェラーリの若手育成機関「フェラーリ・ドライバー・アカデミー」に加入。シャルル・ルクレールのマネージャーを務めるなどして知られるニコラス・トッドとマネジメント契約を締結し、2020年以降のF1デビューに向けて着々と準備を進めている。