メルセデス代表のトト・ウォルフ
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メルセデス代表トト・ウォルフ、F1ブラジルGPを欠席

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メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツのチーム代表を務めるトト・ウォルフは、今週末に開催されるF1第20戦ブラジルGPを欠席する。前戦アメリカGPでルイス・ハミルトンが6度目のドライバーズタイトルを獲得しており、チームとしては既にダブルタイトル6連覇を手中に収めている。

インテルラゴス・サーキットでのレースを前にトト・ウォルフは、「ブラジルは、2013年以来初めて私が参加しないグランプリとなる」と述べ、現地入りせずに、他の職務にあたる事を明らかにした。

「両方の選手権を手にしたことで、私はヨーロッパに留まり、他のオープントピックに集中的に取り組むことにした。こうした事が可能となることは素晴らしいし、チームは今週末のレースでも、トラックの内外を問わず、考えられる最良の方法でスリーポインテッドスターを代表してくれるはずだ」

「我々は先週、ブリックスワースとブラックリーで、1,500人の従業員たちと共に、チャンピオンシップ制覇を祝った。今年は特に、6年連続でのダブルタイトルという新たなベンチマークを築き上げた事もあって、本当に特別な瞬間であったが、こうして記録的な業績を達成したにもかかわらず、我々には強いハングリー精神があり、さらなる記録への欲求を感じている」

「現状に満足する気はさらさらない。誰もが改善を続けていくことを決意している。我々のチームは、ベストを目指して飽くなき探究を続けるというメルセデスの信念に沿う刺激的な人々が集まっているグループなのだ」

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