カルロス・サインツがドライブするマクラーレンMCL34、F1フランスGP決勝レースにて
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マクラーレン、ウィリアムズからスポンサーを奪取…ユニリーバとの複数年契約を発表

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長年に渡ってウィリアムズ・レーシングのスポンサーを務めてきた消費財大手のユニリーバが、マクラーレンとの間で、複数年に及ぶテクニカル・パートナーシップを締結した。

ヘアケアなどの家庭用品で世界的に有名なユニリーバは、同社の制汗ブランド「レクソーナ」 を通じて、2015年よりウィリアムズと提携してきたが、2019年末を以て契約を解消。今後はマクラーレンと共に、計算流体力学(CFD)モデリングなどのエンジニアリング面やデジタル分野で協力を深めていく。

英国ウォーキングのチームは昨年、ワークス参戦するルノーF1チームを抑えて、コンストラクターズランキングで4位を獲得。待望の復活を遂げた。メディアの注目度は向上しており、露出の増加が見込まれる。

マクラーレンのザク・ブラウンCEOはユニリーバとの提携発表に際して「マクラーレンとユニリーバは共にテクノロジー業界において革新的であり、業界をリードすることで世界的な評価を得てきた。今回のパートナーシップにより、2つのグローバルな組織の間で専門知識が共有される事になる。両事業での発展を楽しみにしている」と述べた。