ウィリアムズの2019年型F1マシンFW42のノーズに掲載されたソフィーナ・フーズのロゴcopyright Williams Racing

ウィリアムズF1、ラティフィの父が創業した「ソフィーナ・フーズ」との商業契約を拡大延長

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ウィリアムズ・レーシングは7日、カナダの食品メーカー「ソフィーナ・フーズ」とのスポンサー契約の延長及び拡大を発表した。同社は2019年シーズンにウィリアムズと契約を締結。今年は開幕オーストラリアGPより、2020年型F1マシン「FW43」のリアウィング背面に同社のロゴが掲載される。

パートナーシップの強化に伴い、ソフィーナ・フーズのロゴはマシンだけでなく、ウィリアムズのガレージ及びホスピタリティエリア全体、チームウェア、ジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィのレーススーツにも掲載される。ラティフィの父マイケルは同社の創業者であり、現在は会長兼最高経営責任者を務めている。

イラン系カナダ人ビジネスマンのマイケル・ラティフィは1995年に、世界で最も成功した食品会社を築き上げるというビジョンを掲げ、カナダ・オンタリオ州にソフィーナ・フーズ社(Sofina Foods Inc.)を設立。現在ではカナダ全土に20もの事業所を設け、5,000人の従業員を抱える大企業へと成長した。

ソフィーナ・フーズのブレント・クォーターメイン執行副社長兼チーフ・コマーシャル・オフィサーは「フォーミュラ1に参戦したことで、当社は大きな価値を得る事ができた。よって、この成功を更に推し進めるべく、2020年シーズンに向けてウィリアムズとの関係を強化することは合理的なステップだった」と語った。

また、チーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズは「ソフィーナとのパートナーシップ延長を発表でき、うれしく思います。ソフィーナがF1に参加することは、彼らの長期的ビジョンにとって非常に価値のあるものであり、我々は彼らの目標達成に対する支援を惜しまない事をお約束します」と述べた。

ウィリアムズは2015年以来、世界有数の一般消費財メーカー「ユニリーバ」との間で複数年に渡るスポンサー契約を結び、主要な資金を同社から得てきたものの、2020年シーズンの開幕を前にパートナーシップを解消すると報じられている。またロバート・クビサの離脱に伴い、PKNオルレンがアルファロメオへと移る事から、ウィリアムズは大口スポンサー2社を失う事になる。これら損失分をソフィーナ・フーズとの契約拡大で補填できるかどうかは不透明だ。