シャルル・ルクレール、コロナ感染を経て44日ぶりにフェラーリF1マシンをドライブ
シャルル・ルクレールが44日ぶりに赤きスクーデリアのコックピットに乗り込み、フェラーリのお膝元、伊フィオラノ・サーキットを走り込んだ。
フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)所属の若手を含む全7名による合同テスト2日目を迎えた1月26日(火)、ルクレールは午前9時30分に2018年型F1マシン「SF71H」に乗り込みコースに向かった。
© Ferrari S.p.A.
F1マシンをドライブするのは、12月13日に開催された2020年の最終アブダビGP以来、44日ぶりだ。ルクレールは年明け後に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性が確認され、つい先日までモナコの自宅で自己隔離を強いられていた。
ルクレールはこの日、オペレーションを再確認しながらマシンの感触を確かめるように100周以上を走り込んだ。チームは開幕バーレーンGP並びに、3月中旬に予定されているプレシーズンテストに向けた準備をプログラムに組み込んだ。
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1日を振り返ったルクレールは「こうして再びマシンをドライブできて本当に良かった!」と語った。
「メカニックの皆と再会し、レーシングスーツを着てヘルメットを被ってウォームアップを行い、最後にクルマに乗り込みスターターボタンを押す…フェラーリのエンジン音はいつも魔法のような音色だ」
「予定していたすべての仕事をやり遂げることができたし、完璧な一日になった。本当に楽しかったよ。明日のテストを担当するカルロス(サインツ)の幸運を祈る」
ルクレールの走行の様子を傍で見守っていたカルロス・サインツは、テスト3日目となる27日(水)並びに28日(木)の午前に走行を行う。