ホンダF1長谷川「雨の中で応援してくれたファンに感謝、予選では良い結果を披露したい」F1日本GP 2017《初日》
ホンダF1を統括する長谷川祐介は、雨にも関わらず鈴鹿に足を運んでくれたファンに対して感謝するとともに、土曜の決勝では好成績を披露したいと意気込みを語った。
マクラーレン・ホンダ最後のホームレースとなる2017年のF1日本GP金曜日は、大雨の影響で午後の2回目のフリー走行が事実上の中断に追い込まれた。強い雨脚によってコース上には多くの水が氾濫し、車高の低いF1マシンが走行できる状態とはならなかった。
セッション開始時刻になってもスタートすることができず、結果的に45分のディレイの後に再開されるも、コースコンディションは芳しいものとは言えず、僅か5台がタイム計測するに留まった。
雨が降り出す前の午前のセッションでは、ストフェル・バンドーンがポイント圏内となる10番手に食い込み、フェルナンド・アロンソが12番手という結果に終わった。7番手のエステバン・オコンから15番手ジョリオン・パーマーまでは僅かに1秒程であり、ミッドフィールドの争いは熾烈を極めている。
ホンダが目標とする7番手とのギャップはコンマ3秒。長谷川は、マクラーレンとともに今日収集したデータを分析し、明日のマシンセットアップにフィードバックしたいと語った。
ホンダF1:母国日本GP 金曜フリー走行を終えて
長谷川 祐介ホンダF1プロジェクト総責任者
鈴鹿でのホームグランプリを楽しみにしていたのですが、残念なことに今日は雨のため走行時間が限られてしまいました。鈴鹿のような複雑なレイアウトを持つサーキットでは、車のセットアップが重要となりますので、マクラーレンとともに今日のセッションで集めたデータを分析する予定です。
今日のような気象条件でサーキットに足を運んでくださったファンに感謝したいと思います。非常に多くのサポートを得られて嬉しく思っています。明日の予選では良い結果をお見せしたいと考えています。
2017年第16戦F1日本GP三回目のフリー走行は、10月7日(金)12時から、予選は同日15時から三重県鈴鹿サーキットで行われる。