2023年アルピーヌF1チームのリザーブ・ドライバーを務めるジャック・ドゥーハン
Courtesy Of Alpine Racing

アルピーヌ、離脱オコンに代えてジャック・ドゥーハンを起用…F1カナダFP1で

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アルピーヌはモントリオール現地6月7日に行われる2024年FIA-F1世界選手権第9戦カナダGPのフリー走行1でエステバン・オコンに代えてジャック・ドゥーハンを起用する。

英国エンストンのチームは月曜、前戦モナコGPで僚友ピエール・ガスリーと衝突し、カナダGPで5グリッド降格ペナルティを受けるオコンが今シーズン末にチームを離れると発表した。

ロードレース世界選手権の500ccクラスで5連覇を達成したミックを父に持つ21歳のオーストラリア人ドライバーは現在、アルピーヌのF1リザーブ・ドライバーを務めており、2025年に向けたオコンの後任候補と考えられている。

チーム代表を務めるブルーノ・ファミンは「カナダではエステバンのに代わってジャック・ドゥーハンを起用し、A524のステアリングを握る機会を与えることにした。ジャックは最近のレースでシミュレーターを通して素晴らしい仕事をしてくれている。モントリオールでも彼の貴重なフィードバックに期待を寄せている」と語った。

スポーティング・レギュレーションの改定に伴いF1チームは、グランプリ出走回数が2回未満の若手ドライバーを、1シーズンに最低2回のレースウィークエンドで起用しなければならない。

ドゥーハンはこれまでに、ポストシーズン・テストの他に2022年と2023年のメキシコGPおよびアブダビGPの各FP1で計4回に渡ってステアリングを握っている。

「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットを走るのは今回が初めてだから凄く楽しみだ。早い段階で2024年のマシンに慣れる機会を与えてくれたチームに感謝している」とドゥーハンは語る。

「これは、特にヨーロッパラウンドでのシミュレーター作業にも役立つはずだ。セッションを最大限に活用し、チームのために最善を尽くし、テスト項目や新しい路面の理解に焦点を当てるつもりだ」

アルピーヌは開幕8戦で2ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権9位につけている。


F1カナダGPは日本時間6月7日(金)26時30分からのフリー走行1で幕を開ける。予選と決勝を含めた全セッションはDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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