モンツァのグリッドに立つレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、2020年F1イタリアGPにて
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フェルスタッペン、PUトラブルで無念のDNFも「ガスリーが初優勝、僕も嬉しい」古巣と旧友を祝福

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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、9月6日(日)に行われたF1第8戦イタリアGP決勝レースでエンジントラブルに見舞われ無念のリタイヤを喫したが、かつてのチームメイトであるピエール・ガスリーと、自らがF1デビューを果たした古巣チームの優勝を喜び「感慨深い。僕も嬉しい」と祝福した。

この日のフェルスタッペンはスタート直後から八方塞がりの厄介なレースだった。ホイールが激しくスピンした事で、肝心のオープニングラップで3ポジションダウンの8番手に後退すると、ピットストップのタイミングで更にポジションを落としてポイント圏外に。14番手を走行していた31周目にパワーユニットに問題が発生したことでリタイヤを喫した。

ピットクローズ下でのピット作業のためにストップ・アンド・ゴー・ペナルティが科されるなど、直近のライバルであるメルセデス陣営が苦境に立たされ思うようにポイントが得られなかっただけに、チャンピオンシップでの逆転に向けて、今季最大とも言える今回のチャンスを活かせなかったのはあまりに手痛い。

無念のDNFも「ガスリーが初優勝、僕も嬉しい」

マックス・フェルスタッペン決勝: リタイヤ, グリッド: 5番手

今日は全ての物事が悪い方に向かってしまった。スタートではクラッチを落とした時に激しいホイールスピンが起きてしまい、その後はDRSトレインに捕まった事でオーバーテイクはほとんど不可能だった。

赤旗の後の再スタートではエンジンに問題が出てしまい、何とか解決しようと試みたけど、結局解消させる事はできずにリタイアを強いられた。

今回のレースのことは忘れて、来週末に控えるサーキットでのレースに気持ちを切り替えることにするよ。

今回は僕らの週末ではなかったかもしれないけど、アルファタウリ・ホンダは3日間を通して本当に速かった。イタリアという地での勝利は本当に感慨深いものがある。ピエールの事を思うと僕も凄く嬉しいし、チームにとっても最高の結果だ。

同じ素晴らしいグループの一員として、彼らには今夜、勝利の余韻を楽しんでもらいたいね。彼ら全員がこの勝利に値する。


9月6日(日)にモンツァ・サーキットで行われた2020年F1第8戦イタリアグランプリ決勝レースでは、10番グリッドからスタートしたピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が波乱のレースを制してキャリア初優勝を飾った。2位はカルロス・サインツ(マクラーレン)。3位表彰台にはランス・ストロール(レーシングポイント)が滑り込んだ。

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