スタッフと4位入賞を喜ぶホンダF1の田辺豊治
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ホンダF1、4戦連続入賞に向け好位置を確保「モンツァでの9番手は感動的」

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ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターが1日土曜に行われたF1第14戦イタリアGP予選セッションを振り返り、決勝に向けての豊富と見通しを語った。

トロロッソ・ホンダ勢はシーズンで最も苦手とするモンツァ・サーキットでピエール・ガスリーがQ3進出を果たし9番手の大金星。ブレンドン・ハートレーは18番手でQ1ノックアウトを喫し予選を終えた。トロロッソ・ホンダは7月の第11戦ドイツGPから3戦連続入賞を続けており、4戦連続のポイント獲得に向けて好位置を確保した。

エンジン全開率80%のモンツァは全長5,793mを誇るにもかかわらずコーナー数は僅か11。コースの大部分がエンジン性能が要求される直線区間で構成されており、パワーユニットの性能がラップタイムを大きく左右する。

セッションを終えた田辺TDは、苦手とするパワーサーキットであっただけに「モンツァでの9番手は感動的」と満足感を示す一方、重要なのは予選ではなく決勝だと述べ気を引き締めた。

パワー感度の高いモンツァでの9番手は感動的

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

スパとモンツァはエンジンパワー要求度が高いサーキットであり、1週間前のベルギーGP予選では11番手を獲得し本当に満足する結果が得られたのですが、ここモンツァそれを上回る9番手とは…ファンタスティックとしか言いようがありません。

ピエールが素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたことはもちろんですが、完璧なタイミングでコース上に送り出したチームと、トウでサポートしてくれたブレンドンの影の支えがあっての結果だったと思います。

今週末はこれまでのところ、パワーユニット側は順調に機能しており、予選では全ての可能性を引き出す事が出来ました。ですが、重要なのは決勝レースが行われる明日であり、ホームレースとなるトロロッソのためにも最善を尽くしていきたいと思っています。


ポールポジションは母国フェラーリのキミ・ライコネン。2番手に僚友セバスチャン・ベッテルが続きフェラーリがお膝元モンツァで18年ぶりにフロントロウを独占した。3番手にはメルセデスのルイス・ハミルトンが続く結果となった。

2018年F1第14戦イタリアグランプリ決勝レースは、日本時間9月2日(日)22時10分から行われ、1周5,793mのモンツァ・サーキットを53周する事で勝敗を決する。

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