赤く点滅するアルファロメオのテールライト、2020年F1ハンガリーGPのFP2にてcopyright Alfa Romeo Racing

雨で全車計97周…ベッテル最速、ホンダ最上位はガスリー / F1ハンガリーGP《FP2》結果とダイジェスト

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グランプリ初日を迎えた7月17日(金)午後のハンガロリンクは90分を通して雨に見舞われた。少ない者は5周程度の走行に留まり、全20台の周回数を合算しても僅か97周と走行が大きく制限され、7名がタイム計測なしにヘルメットを脱いだ。

2020 F1第3戦ハンガリーGP金曜2回目のフリー走行でタイムシート最上部に名を刻んだのはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。1分40秒46を記録し、2番手につけたメルセデスのバルテリ・ボッタスを0.272秒差で退け、初日をトップで締め括った。

3番手はトップから1.3秒遅れでマクラーレンのカルロス・サインツ。その後ろには、破竹の勢いでフィールドをかき回すレーシングポイント勢が続いた。ランス・ストロールは4番手、セルジオ・ペレスは5番手タイムをマークした。ホンダ勢最上位はアルファタウリのピエール・ガスリーで6番手だった。

午前のFP1は辛うじてドライコンディションが続いたものの、午後の現地ブダペストは本格的に雨が降り出し、予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2は気温16.2℃、路面20.1℃、湿度89.9%のウエットコンディションでスタートした。開始前には路面の水をコース外に飛ばすべく、3台のオレンジ色のメルセデスが投入された。

ホンダは午前のFP1でのエンジントラブルを踏まえ、セッションに先立ってガスリーに2基目のCEを投入した。トラブルの原因ついては現時点でホンダからの公式発表はないものの、Sky F1のテッド・クラヴィッツはセンサーが誤動作を起こしたと伝えており、エンジン本体に問題はないものと見られる。

序盤は雨脚も強く路面状況が悪かったため、殆どのドライバーはガレージ内で時間を潰した。前半にコースに出たのは、先週末の雨の予選でタイヤの熱入れに苦戦したレーシングポイントの2台と、FP1で1周も走れずCEを交換したばかりのガスリー、そしてベテランのキミ・ライコネン(アルファロメオ)の4名に留まった。

水煙を上空高くに舞い上げ走行するアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー、2020年F1ハンガリーGPのFP2にて
© Getty Images / Red Bull Content Pool

少ないながらもフルウェットタイヤを履いたマシンが周回を重ねた事もあり、路面状況は僅かながら徐々に改善。開始45分が経過したところで、ルノーのエステバン・オコンが我先にとインターミディエイトを履いてコースに出ると他車もこれに続いた。とは言え劇的にコンディションが改善したわけではなく、降り続ける雨は路面を濡らし続けた。

セッション最終盤になると、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンを含む6名がようやくコースイン。フェルスタッペンは4周を走って7番手タイムを刻み、ハースのロマン・グロージャンを8番手に、ライコネンを9番手に抑えた。10番手に滑り込んだのはフェラーリのシャルル・ルクレールだった。

2020年F1第3戦ハンガリーグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間7月18日(土)19時から1時間半の日程で開催される。

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