ハースF1、2023年新車「VF-23」のカラーリングを発表…ライバルに先駆け
マネーグラム・ハースF1 チームは1月31日、2023年のFIA-F1世界選手権でケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグがドライブする「VF-23」の新たなカラーリングを発表した。
テキサス州に本社を置くマネーグラム・インターナショナル社がタイトルスポンサーに就任した事を受けリバリーが刷新されたものの、カラースキームは赤、白、黒の組み合わせのままであり、前季型との印象の違いはそれほど大きくはない。
マネーグラムのアレックス・ホームズ会長兼CEOは「この洗練されたカラーリング・デザインは未来への準備が整った現在のマネーグラムを象徴している。今後について我々は、これ以上ない興奮を覚えている」と語った。
マネーグラムのロゴはフロントウイングとエンジンカバーにあしらわれ、チームオーナーのジーン・ハースが設立したCNC工作機械メーカー、ハース・オートメーションのロゴはサイドポッドとリアウィングでその存在感を主張する。
その他にはHantec Markets、Palm Angels、OpenSea、Alpinestars、TricorpもVF-23のリバリーに組み込まれている。
新車のカラーリングについてギュンター・シュタイナー代表は「タイトルパートナーであるマネーグラムとともに新しい時代へ進むのに相応しく、より高貴でモダンな外観であることは間違いない」語った。
「ライバルに先駆けてカラーリングを最初に披露できて嬉しく思うが、我々の関心はVF-23をコースに送り出し、これからのシーズンに向けて準備をすることにある」
ハースは新シーズンに向けてミック・シューマッハとの契約を解消し、ベテランのヒュルケンベルグを迎え入れた。
新たなドライバーラインナップについてジーン・ハースは「ケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグは日曜にポイントを獲得できる経験豊富なペアだと確信している」と強調した。
2月23~25日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる公式プレシーズンテストに先立ちハースは、2月11日(土)に英国シルバーストン・サーキットでVF-23のシェイクダウンを行う。
2023年のFIA F1世界選手権は、3月5日の開幕戦バーレーンGPで幕を開ける。