傘をさしてパドックを歩くレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー、F1ドイツGP決勝レースにてcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

ピエール・ガスリー、リタイヤに苛立ち「アルボンと接触、クルマを止めざるを得なかった」

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レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、レース最終盤に6位入賞の可能性を手にしながらも、アレックス・アルボン(トロロッソ)とのバトルの際に接触。フロントウイングを失いタイヤがパンクしたため、リタイヤ(14位完走扱い)という無念の結果に終わった。

今季11戦目のドイツGPは、シーズン初めてのウェットレースとなり、ガスリーを含めた7台のマシンがチェッカーフラッグを受ける事なくレースを終えた。その一方で、ガスリーと同じRB15を駆るマックス・フェルスタッペンは、危うい路面状況でも一貫したパフォーマンスを示し優勝を飾った。

蹴り出しに失敗したガスリーは、オープニングラップで4番手から8番手にまで後退。大きく出遅れたが、徐々にポジションを奪還して46周目には6番手にまで巻き返した。だが、レース残り5周で再開した最後のセーフティカーの後、アルボンとの6番手争いで接触。マシンにダメージを負ったガスリーは惜しくもリタイアとなった。

クリスチャン・ホーナー代表は「一時は5位フィニッシュの可能性もあったが、結局それが実現する事はなかった。レース終盤にはインシデントがあった。幸いにも2人に怪我はなかったし、ピエールはきっとカムバックしてくれるはずだ」と語った。

リタイヤに苛立ち「チャンスを無駄にしてしまった」

ピエール・ガスリー決勝: 14位, グリッド: 4番手

常軌を逸したクレイジーなレースだった。雨やクラッシュに加えて、セーフティカーとピットストップが相まって、まるでくじ引きを引くような戦いだった。チャンスもたくさんあったけど、僕はそれを掴めず無駄してしまった。レースを完走出来なくて本当にガッカリだ。

レース終盤に、数周にわたってアレックス(アルボン)と争っていた時に接触してしまい、フロントウイングが外れてタイヤがパンクしてしまった。クルマを止めざるを得なかった。なんて言ったら良いか言葉が見つからないけど、こういうレースでポイントが獲得できずイライラする。

スタートでは、ホイールスピンで蹴り出しに失敗してしまい、ターン1にかけてポジションをかなり落としてしまった。あの時点で、レースはかなり慌ただしいものになってしまった。

今日みたいなコンディションのレースでは、ピットインのタイミング判断や、入るのか入らないのかといった決断がギャンブルみたいなところがある。ただ、ペースは良かったから、次のハンガリーGPに向けてまた頑張るつもりだ。

今日のマックスの勝利は、チームにとってもHondaにとっても素晴らしい事だし、かなりのポイントが稼げて良かったよ。


64周で争われた決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今季2勝目を飾った。2位は最後尾から大逆転を果たしたフェラーリのセバスチャン・ベッテル、3位表彰台にはトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが滑り込んだ。

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