ホッケンハイムリンクを走るフェラーリSF71Hセバスチャン・ベッテル
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フェラーリ、レッドブルの後塵を拝すも「ラップタイムには改善の余地がある」

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20日(金)に行われたF1ドイツGP初日プラクティスを終えて、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがセッションを振り返った。

母国レースとなるベッテルは4番手、ライコネンは5番手で初日を締め括ったものの、トップタイムのマックス・フェルスタッペン(Red Bull)とのギャップはコンマ3秒と接近。土曜の予選では、メルセデスを含めた激しい三つ巴の戦いが予想される。

Ferrari:F1ドイツGP初日を終えて

セバスチャン・ベッテルFP1: 4位, FP2: 4位

マシンは順調に機能してたし、いつも通りの金曜日だったよ。今日履いたタイヤに関してはかなり上手く使いこなせていたと思う。ライバルと比べて僕らがどんな作業に取り組んでたのかを知る必要があるけど、ラップタイムにはまだ改善の余地があると思うし、マシンもいい感じだ。

今日の高い気温は何らかの形で影響があったと思うけど、明日の天気を正確に知ることは出来ないしね。明日は雨が降るみたいだけど、日曜はまたドライになるって予想してる。今日はフェラーリの旗をたくさん見る事ができて嬉しかったよ。僕らを応援してくれるファンがいっぱいいるのは素晴らしい!

キミ・ライコネンFP1: 6位, FP2: 5位

金曜日はテストとして使える唯一の日だから、今日は色んなソリューションを試してみたんだ。至って普通の日だったよ。今夜は今日学んだことを分析して、予選に向けて整理するつもりだ。明日は今日とはコンディションが変わる可能性があるから、ちょっと厄介だね。

日曜に関しては、今日みたいに暖かくなるのであればタイヤがきつくなるのは間違いないだろうね。タイヤが悲鳴を挙げたオーストリアの時みたいに、上手くタイヤマネジメントをしたチームがアドバンテージを得ることになるんんじゃないかな。

これまでのところ、僕らは色んなコースでかなり力強さを示しているけど、明日以降がどうなるかは様子を見てみないとね。かなりの接戦になりそうだよ。


初日をトップで締め括ったのはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。2番手メルセデスAMGのルイス・ハミルトンを0.026秒差で退けた。3番手には0.105秒遅れでバルテリ・ボッタスが続く結果となった。

ドイツグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間7月21日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってホッケンハイムリンクで開催される。

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