ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクター、2018年F1中国GPにて
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ホンダF1 田辺豊治「忘れ去るべき週末、フランスのファンにとっても残念な結果」

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6月24日(日)に行われた第8戦F1フランスGP決勝を終えて、ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターがレースを振り返った。

母国レースのピエール・ガスリーは、オープニングラップで同郷のエステバン・オコン(Force India)のリアに接触しクラッシュ。マシンは大破し、オコン共々、1周も走り終える事なくリタイヤを強いられた。ガスリーが無念のリタイヤを喫したことで、トロロッソ・ホンダに対する期待を一手に背負ったブレンドン・ハートレーは、タイヤ戦略がハマらずペースも不足。14位でレースを終えた。

F1フランスGP決勝を終えて

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今回のフランスグランプリは、全体として難しい週末となってしまいました。初の母国グランプリに挑んだピエールは、スタート直後にクラッシュに巻き込まれてしまい、そのままレースを終える事になってしまいました。我々だけでなくフランスのファンの方々にとっても本当に残念な結果です。

パワーユニットの交換によるペナルティの影響で最後尾からのスタートとなったブレンドンは、レースの最後まで堅実な走りを続けながら何度かオーバーテイクを決めて順位を上げてくれましたが、ポイントの獲得には至りませんでした。

忘れ去るべき週末となってしまいましたが、来週の金曜日には次のオーストリアグランプリがやってきますので、気持ちを切り替えて準備を進めていきたいと思います。


28年ぶりに復活したポール・リカールで勝利したのはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。パーフェクトゲームを展開しポール・トゥ・ウインを決めた。2番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3番手にはフェラーリのキミ・ライコネンが続いた。

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