ランド・ノリスのオンボード映像、F1バーチャル・バーレーンGP

初開催のF1バーチャルGPバーレーン戦、波乱多発…ランド・ノリスが大暴走

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で中止・延期されたリアルレースの代替戦「F1バーチャルGP(F1 Esports Virtual Grand Prix)」の記念すべき初レース「F1バーチャル・バーレーンGP」がグリニッジ標準時3月22日(日)に開催された。

本来この日は2020年F1第2戦バーレーンGPの決勝レースが行われる予定であったが新型肺炎の影響で延期が発表されており、2020年シーズンのF1世界選手権は5月末の伝統のモナコGPまでの全7戦が中止あるいは延期に追い込まれている。現時点では6月のアゼルバイジャンGPが開幕を担う予定ではあるものの、状況はかなり不透明だ。

バーチャルレースの舞台となったのはバーレーン・インターナショナル・サーキット。当初は実際のレース周回数の半分となる28周が予定されていたが、マクラーレンから出走したランド・ノリスやレーシングポイントから出走したジミー・ブロードベントが接続トラブルに見舞われ予選に参加できず、時間が押してしまったために半分の14周に短縮された。

暇を持て余したノリスはチームメイトのカルロス・サインツや上司のザク・ブラウン、ウィリアムズのジョージ・ラッセルやシムレースチーム「Team Redline」の仲間でもあるレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンらに電話をかけてアドバイスを求めるなど、ファンを大いに楽しませた。

ノリスはバーチャル・バーレーンGP開始前に、ニコ・ヒュルケンベルグやニコラス・ラティフィらと共にヴェローチェEスポーツ主催の「not the BAH GP」にも参加。3名はダブルヘッダーの長丁場を戦い抜いた。

レースはブラックアウト直後にニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)が派手にスピン。ターン1ではジョニー・ハーバートがコーナーを大胆にカットしトップに躍り出て(後にドライブスルーペナルティ)、エステバン・グティエレスとニコラス・ラティフィがクラッシュするなど波乱のスタートとなった。

最終的にルノーの周冠宇がメルセデスのストフェル・バンドーンに11秒もの大差をつけてトップチェッカーを受け、3位にはBMWモータースポーツのワークスドライバーとしてウェザーテック・スポーツカー選手権で戦うフィリップ・エングが入った。ハイライト版動画がF1公式YouTubeチャンネルで公開されているので、興味のある方はぜひ。

Pos. Driver Team Gap
1 周冠宇 ルノー
2 ストフェル・バンドーン メルセデス +11.392
3 フィリップ・エング レッドブル +3.592
4 ジミー・ブロードベント レーシングポイント +5.124
5 ランド・ノリス マクラーレン +4.704
6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ +2.823
7 ルカ・サルバドーリ アルファタウリ +2.942
8 ポール・チャロナー ハース +1.410
9 ディノ・ベガノビッチ フェラーリ +4.755
10 ニコ・ヒュルケンベルグ レーシングポイント +5.001
11 エステバン・グティエレス メルセデス +0.959
12 サドキスト アルファタウリ +11.804
13 ジョニー・ハーバート アルファロメオ +2.223
14 ニック・ハミルトン マクラーレン +35.787
15 イアン・ポールター ルノー +1Lap
16 クリス・ホイ レッドブル +1Lap
17 リアム・ペイン ウィリアムズ +1Lap
18 サイナイド アルファロメオ DNF
19 ロバート・シュワルツマン フェラーリ DNF
20 アンソニー・デビッドソン ハース DNF

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