マクラーレンのインディカーマシンとIMScopyright Indycar

インディカーも仮想戦、iRacingとのコラボでコロナウイルス危機に対処…全戦無料ライブ配信

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NTTインディカー・シリーズは3月20日、世界有数のモータースポーツ・レーシングシミュレータ「iRacing」と提携して、現役インディカードライバーが参戦するバーチャルレースイベント「INDYCAR iRacing Challenge」を開催すると発表した。レースの模様は各種SNSの他、インディカー公式サイトで配信される。

F1やMotoGPをはじめとする他の多くのモータースポーツと同様に、インディカーも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、開幕セント・ピーターズバーグから4月末の第4戦オースティンまでの全4レースの中止を決めており、5月のインディアナポリス500マイルレースも不透明な情勢となっている。

iRacingのブース
© Indycar、iRacingのブース

そんな空白の時間を埋めるべく、バーチャルレースの開催が決定した。これは「not the AUS GP」や「All-Star Esports Battle」、そしてF1公式の「F1 Esports Virtual Grand Prix」に続く動きで、現時点では全6回を予定し、3月28日(土)に初開催される。

レース時間は90分から120分が予定されており、3月28日から5月2日までの毎週(土)東部標準時16時、日本時間29時に配信が開始される。配信はインディカー公式YouTubeチャンネルFacebook Live、およびiRacingのTwitchアカウントで行われる。

ファンエクスペリエンス向上のために、レース開始45分前からの15分間に渡ってバーチャルサイン会が行われる他、レース終了直後に行われる勝利者インタビューの模様がインディカー公式インスタグラムで配信される。レース開催地は以下の通り。

  • 03月28日…SNSを通じたファン投票で決定
  • 04月04日…バーバー・モータースポーツパーク
  • 04月11日…ドライバーが決定
  • 04月18日…ランダムで決定
  • 04月25日…COTA
  • 05月02日…??

iRacingはオンラインレーシングシミュレーションの世界的リーダーの一つで、2004年にDave KaemmerとJohn Henryによって設立された。Kaemmerは「グランプリ・レジェンド」や「NASCAR 2003」など、数々の受賞を誇るパピラス・デザイン・グループの共同創設者で、Henryはボストン・レッドソックスやリヴァプールFC、そしてNASCARのラウシュ・フェンウェイ・レーシングの共同オーナーとして知られる。

シムレースの多国籍チーム「Team Redline(チーム・レッドライン)」の一員でもあるレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとマクラーレンのランド・ノリスはiRacingを主戦場の一つとしており、昨年7月に開催されたiRacing上でのスパ24時間レースで優勝を飾っている。

iRacingが提携するシリーズはNASCAR、IndyCar、インターナショナル・スピードウェイ・コーポレーション、スピードウェイ・モータースポーツ、IMSA、World of Outlaws、マツダ・モータースポーツなど多岐にわたる。