雨に濡れるニュルブルクリンクのメルセデスガレージ、2020年F1アイフェルGPcopyright Daimler AG

F1アイフェルGP:メルセデスのメンバーが新型コロナウイルス陽性反応…週末を「懸念」するハミルトン

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メルセデスAMGペトロナスF1チームは、ニュルブルクリンクで開催されるF1第11戦アイフェルGPの初日を翌日に控えた10月8日、チームメンバーの1人から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性反応が確認された事を明らかにした。

メルセデスは木曜の午後に「チームメンバー1人が陽性反応を示した。本件は国際自動車連盟(FIA)と緊密に連携しながらプロトコルに沿う形で対応がなされている。更なる詳細について公表する予定がないことをご理解いただきたい」との声明を発表した。

F1は新型肺炎対策の一環として、グランプリに参加する関係者やドライバーを含むレース関係者全員に対して定期的な検査を義務付けており、陽性反応が確認された場合は速やかな隔離措置が行われる事になっている。

懸念を認めるルイス・ハミルトン

本件に関連して、少なくとも現時点においては、チームのレギュラードライバーであるバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンが今週末のレースで制限を受ける事はないものと見られるが、更なる人員の隔離の可能性もさる事ながら、欠員が出たことで週末に向けた準備が滞る事は間違いなく、ハミルトンは懸念を抱いている事を隠さなかった。

「チームの誰もが一生懸命に働いてくれているだけに、こうした事になってしまい悲しく思う。チームの全員が安全を確保するために最新の注意を払って今週末に臨んでいるわけだし、これが懸念材料である事は確かだ。今週末が今後どういう事になるのかは僕には分からない」とハミルトンは語った。

ボッタスは、FIAが定めたプロトコルに従って慎重に行動し「感染しないように最善を尽くしている」としながらも、ウイルスの「感染力は強く」最終的には「運」に左右される類の問題だと語った。

チーム関係者から陽性反応が確認されたのは今回が初めてではない。開幕オーストラリアGPの週末には、マクラーレンのチームメンバーから陽性反応が出たために、イベントそのものがキャンセルされ、英国シルバーストンでの週末にはレーシング・ポイントF1チームのセルジオ・ペレスから陽性反応が確認されている。

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