ザントフォールト・サーキットでF1マシンのデモランを行うデイビッド・クルサードとマックス・フェルスタッペン、2018年5月20日
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フェルスタッペンに朗報!中止懸念のF1オランダGPにGOサイン、7万人観客動員で予定通り開催

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中止の可能性が高まっていたF1オランダGPにGOサインが出た。現地プロモーターは13日(金)、オランダ政府の許可を得て、7万人の観客を動員して予定通りイベントを開催する事を明らかにした。

デルタ株が猛威を奮う中、オランダ政府が大規模イベントの開催を禁止する措置を8月31日まで延長した事から9月3~5日のオランダGPへの影響が懸念されていたが、全収容人数の67%を上限とする有観客でのイベント開催に許可が下りた。

ターン1からホームストレート側に向かって撮影されたザントフォールト・サーキットの航空写真Courtesy Of DTM

ターン1からホームストレート側に向かって撮影されたザントフォールト・サーキットの航空写真

オランダGPは当初、昨年のカレンダーでの復帰が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で中止を余儀なくされた。当局の規制が緩和された事で1985年以来、36年ぶりのF1復活が確実となった。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)と8ポイント差で今季のドライバーズタイトルを争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)にとっては初の地元イベントとなる。

現地プロモーターにとっては観客フル動員であっても採算が取れない状況であっただけに、規模を縮小しての開催は決して望んでいた形ではないものの、元F1ドライバーにしてオランダGPのスポーティング・ディレクターを務めるヤン・ラマースは「オランダにおけるF1の未来に投資する事にした」と語った。

F1第13戦オランダGPはサマーブレイク明けの初戦となるベルギーGPの翌週末、9月3~5日にザントフォールト・サーキットで開催される。

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