カタロニア・サーキットでレッドブル・レーシングRB18をドライブするセルジオ・ペレス、2022年2月24日F1バルセロナテストにて
Courtesy Of Red Bull Content Pool

F1バルセロナテスト《2日目》午前速報:レッドブルRB18停車で初の赤旗! 跳馬抑えてリカルドがトップタイム

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4時間に渡って行われたF1バルセロナテスト2日目午前のセッションが終了し、マクラーレンMCL36をドライブするダニエル・リカルドがトップタイムを記録した。

初日に続き2月24日の現地カタロニア・サーキットは晴天に恵まれた。リカルドは61周を重ねてC3タイヤで1分20秒355を記録。同じくC3で自己ベストを刻んだフェラーリF1-75を駆るカルロス・サインツを0.191秒抑えてタイムシートのトップに立った。

3番手にはアルファタウリのピエール・ガスリーが続いた。C2コンパウンドとしてはアストンマーチンのランス・ストロールが5位につけた。

セッション残り30分を切ったところで、マックス・フェルスタッペンに代わってレッドブル・レーシングRB18をドライブしていたセルジオ・ペレスが最終シケインを前にクルマを止め、本テスト初となる赤旗が振られた。セッションは残り15分で再開された。

クルマが損傷した様子はなく、ギアボックスか燃料か、何らかのメカニカルトラブルに見舞われたものと見られるが、現時点ではまだ何も分かっていない。

2022F1バルセロナテスト2日目午前結果
Pos Driver Team Laps Time Gap Tyre
1 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 64 1:20.355 0.000 C3
2 カルロス・サインツ フェラーリ 71 1:20.546 0.191 C3
3 ピエール・ガスリー アルファタウリ 60 1:20.764 0.409 C3
4 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 47 1:21.531 1.176 C3
5 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 55 1:21.920 1.565 C2
6 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 65 1:21.949 3.062 C3
7 バルテリ・ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 21 1:22.288 3.752 C3
8 セルジオ・ペレス レッドブル 38 1:22.412 4.727 C2
9 ルイス・ハミルトン メルセデス 40 1:22.562 7.296 C2
10 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 66 1:23.280 18.938 C2

アレックス・アルボンはトラブルのために1時間に渡って走行中断を余儀なくされたが、それでもウィリアムズFW44で47周を走り込んだ。チームによると燃料ポンプに問題が生じたという。

度重なるトラブルで初日に走行時間を失ったハースは、ミック・シューマッハが65周を走行して6番手タイムを記録するなど順調なスタートを切った。

他方、同じく信頼性に関わるトラブルで1日目を棒に振ったアルファロメオはバルテリ・ボッタスが担当するも僅か20周に留まった。

初日同様、午後も4時間のセッションが行われる。