オリバー・ベアマン、フィッティパルディと並び2024年ハースF1リザーブドライバーに!6戦でF1練習走行へ
フェラーリ・ドライバー・アカデミー所属のオリバー・ベアマンが2024年2月1日(木)、ハースF1チームのリザーブ・ドライバーに就任する事が発表された。この役割と並行して18歳のイギリス人ドライバーはシーズン中、計6回のフリー走行でVF-24をドライブする。
F1競技規定は各チームに対し、シーズン中に最低2回、週末のプラクティス走行で若手ドライバーを起用することを義務付けているが、ハースはエミリア・ロマーニャ、スペイン、イギリス、ハンガリー、メキシコ、アブダビの計6戦でベアマンにチャンスを与える。
ベアマンは昨年、メキシコとアブダビで2回のプラクティスに参加。F1週末デビューにも関わらず、ハースVF-23で印象的な走りを見せ適応能力の高さを知らしめると、ポストシーズン・テストにもハースから参加した。
シーズン4勝を挙げてランキング6位を獲得した昨年に続き、今季もプレマ・レーシングからFIA-F2選手権に参戦するほか、ハースと合わせてスクーデリア・フェラーリのリザーブ・ドライバーを兼任する。
チームでの6シーズン目を迎えるフィッティパルディは今年、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)からインディカーにフル参戦する傍らベアマンと共に、ケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグが不測の事態に直面した場合に備える。
小松礼雄チーム代表は「オリバー・ベアマンとピエトロ・フィッティパルディのふたりをリザーブドライバーに迎えることができて嬉しく思います」と語った。
「オリバーは昨年、メキシコとアブダビのFP1やテストプログラムを通じて上手くチームに溶け込み、素晴らしい仕事をしてくれました。オリバーの成長を評価するうえでも、F1マシンでの走行時間を確保するうえでもテストは非常に重要です」
「ピエトロとは6年目になります。これはチームにとって貴重なことに、継続性を確保する事となります。彼はコースの内外を問わず長年に渡って我々のプログラムに大きく貢献してくれています。今年はインディカーでのフル参戦が決まり、彼が望んでいたレースに復帰できて嬉しく思いますが、同時にハース・ファミリーの一員として今年もチームに留まります」