
アロンソ12番手、久々のQ2争いへ。メルセデスは一夜で復調、アントネッリ首位 / F1バーレーンGP 2026《FP3》結果と詳報
2026年F1第16戦バーレーンGPのフリー走行3回目(FP3)が10月3日(土)、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、アンドレア・キミ・アントネッリが1分36秒302でトップに立った。初日に今シーズン最も厳しい一日を過ごしたメルセデスが、大規模アップグレードを施したマシンを立て直した。
副チーム代表のブラッドリー・ロードによると、チームは夜通しシミュレーター作業を行い、これまで強みだった低速コーナーでパフォーマンスを失った理由を探ったという。予選を前に、その取り組みが実を結んだようだ。
一方、ジョージ・ラッセルは、選手権をリードするチームメイトから0.610秒遅れの4番手。メルセデスの2台には大きな差がついた。
Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.
セパン・インターナショナル・サーキットを走行するアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)のW17、2026年10月3日(土) F1バーレーンGPフリー走行3
高温の路面、アタックは事実上一度きり
セッションは終始ドライコンディションで進んだ。残り35分には赤旗が提示され、一時中断。理由は明らかではないが、ターン10付近のコース上に落ちたデブリを回収するためだったとみられ、約5分後に再開された。
ほかに大きなアクシデントはなかった。ただ、特に序盤はコース上のマシンが少なく、各車の周回数は前日のフリー走行2回目(FP2)と比べて半分程度にとどまった。
路面温度は50℃台半ばまで上昇。タイヤは事実上、1回のアタックラップでしか十分な性能を発揮しなかった。数周のクールダウンを挟んでも、その後にタイムを更新することはできなかった。
レッドブル2台が続き、ハジャーは挙動に不満
レッドブル・レーシング勢は、マックス・フェルスタッペンが首位から0.278秒差の2番手、アイザック・ハジャーが0.558秒差の3番手に並んだ。
ハジャーは上位につけた一方、「ターン9もターン1も、クルマの挙動があまりに予測できない。いつリアが流れ出すのか分からない」と不満を訴えた。
フェラーリのシャルル・ルクレールは5番手。著しく高いデグラデーションが予想され、全チームが温存してきたハードタイヤを今週末初めて使用し、12周にわたって貴重なデータを収集した。
チームメイトのルイス・ハミルトンは6番手となったが、右ミラーの位置がずれていると報告。前日には同じ右側のミラーが破損し、ガブリエル・ボルトレート(アウディ)の走行を妨害したとして処分を受けていた。
メルセデスの上位復帰に伴い、マクラーレン勢は再びトップ6圏外に後退。ランド・ノリスが7番手、オスカー・ピアストリが8番手で予選前の走行を終えた。
アロンソ12番手、Q2争いに期待
アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、トップ10圏内まで0.139秒差の12番手。久々にQ2進出を争う可能性を感じさせる走りを見せた。一方、ランス・ストロールは19番手にとどまった。
トップ10の最後を占めたのは、ともに決勝でグリッド降格ペナルティを受ける2人だった。フランコ・コラピント(アルピーヌ)が、アーヴィッド・リンブラッド(レーシング・ブルズ)を0.164秒上回り、9番手につけた。
キャデラック勢は大きく後れを取り、バルテリ・ボッタスが21番手、セルジオ・ペレスが最下位。前方のアレックス・アルボン(ウィリアムズ)との間には、0.882秒の隔たりがあった。
全3ラウンド、計1時間が予定されるF1バーレーンGPの公式予選は、日本時間10月3日(土)17時からマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットにて行われる。セッションの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。
2026年F1第16戦 バーレーンGP フリー走行3(FP3)リザルト
| Pos | No | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 | キミ・アントネッリ | メルセデス | 1:36.302 | 0.000 | 12 |
| 2 | 3 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:36.580 | 0.278 | 12 |
| 3 | 6 | ハジャー | レッドブル | 1:36.860 | 0.558 | 15 |
| 4 | 63 | ラッセル | メルセデス | 1:36.912 | 0.610 | 11 |
| 5 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 1:37.016 | 0.714 | 19 |
| 6 | 44 | ハミルトン | フェラーリ | 1:37.041 | 0.739 | 15 |
| 7 | 1 | ノリス | マクラーレン | 1:37.161 | 0.859 | 15 |
| 8 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 1:37.366 | 1.064 | 16 |
| 9 | 43 | コラピント | アルピーヌ | 1:37.920 | 1.618 | 20 |
| 10 | 41 | リンブラッド | レーシングブルズ | 1:38.084 | 1.782 | 24 |
| 11 | 5 | ボルトレート | アウディ | 1:38.204 | 1.902 | 15 |
| 12 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 1:38.223 | 1.921 | 13 |
| 13 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 1:38.241 | 1.939 | 20 |
| 14 | 31 | オコン | ハース | 1:38.252 | 1.950 | 12 |
| 15 | 30 | ローソン | レーシングブルズ | 1:38.266 | 1.964 | 17 |
| 16 | 27 | ヒュルケンベルグ | アウディ | 1:38.356 | 2.054 | 14 |
| 17 | 87 | ベアマン | ハース | 1:38.692 | 2.390 | 12 |
| 18 | 55 | サインツ | ウィリアムズ | 1:38.716 | 2.414 | 21 |
| 19 | 18 | ストロール | アストンマーティン | 1:38.811 | 2.509 | 12 |
| 20 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 1:39.049 | 2.747 | 18 |
| 21 | 77 | ボッタス | キャデラック | 1:39.931 | 3.629 | 14 |
| 22 | 11 | ペレス | キャデラック | 1:40.223 | 3.921 | 20 |
コンディション
| 天気 | 晴れ |
|---|---|
| 気温 | 33℃ |
| 路面温度 | 58℃ |
セッション概要
| グランプリ名 | F1バーレーンGP |
|---|---|
| セッション種別 | フリー走行3 |
| セッション開始日時 |
サーキット
| 名称 | セパン・インターナショナル・サーキット |
|---|---|
| 設立 | 年 |
| 全長 | 5543m |
| コーナー数 | |
| 周回方向 | 時計回り |