2020年F1バーレーンGPの表彰台に立つレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンcopyright Red Bull Content Pool

2位フェルスタッペン、今季10度目の表彰台もハミルトンに歯が立たず「単に今日は少し遅すぎた」

  • Published:

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは11月29日(日)に行われたF1第15戦バーレーンGP決勝を終えて「今日の僕らは単純に少し遅すぎた」と述べ、2位表彰台が精一杯の結果であったとの考えを示した。

ピット戦略を駆使してポールシッターのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)を攻め続けたフェルスタッペンであったが、詰めれば逃げられるの繰り返しで3秒以下にギャップを縮める事ができず、また、ハードタイヤに履き替えた2回目のピットストップの際に、珍しくも3秒近くタイムを失う場面もあり、ハミルトンから優勝を奪うには至らなかった。

奇しくもレッドブル・ホンダは今回、スポーティング・ディレクターのジョナサン・ウィートリーが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性となったため、最速ピットストップの立役者不在の中でレースを戦っていた。

とは言え、この日の2位は今季10度目の表彰台獲得であり、1分32秒014のファステストラップのおまけ付きであった。また、チームメイトのアレックス・アルボンが3位でフィニッシュした事から、チームとしては鈴鹿サーキットで開催された2017年のF1日本GP以来、3年ぶりのダブルポディウムを飾る事となった。

順位 ドライバー チーム 周回 タイム
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 57 2:59:47.515 25
2 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 57 +1.254s 19
3 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 57 +8.005s 15

チーム代表のクリスチャン・ホーナーはこの日のフェルスタッペンについて「マシンから全ての性能を絞り尽くし、チームにとって2013年以来となるバーレーンでの表彰台をもぎ取ってくれた」と評価した。

ハミルトンに歯が立たず「単に今日は少し遅すぎた」

マックス・フェルスタッペン決勝: 2位, グリッド: 3番手

レース序盤にあれほどの火災を目にする事になって、本当にショッキングだった。ロマン(グロージャン)が自力で脱出し、軽症で済んだ事に誰もが安心した。彼の一刻も早い回復を祈っている。

あの手の事故はなるべく見たくないものだけど、今のレーシングスーツの安全性能は信じられない位に高いし、ヘイローが彼の頭をガードレールから守るように押し上げた事が彼の命を救ったのだと思う。

レースに関しては、ルイス(ハミルトン)に付いていくためにあらゆる事を試し尽くしたし、これ以上出来る事は殆どなかった。残念ながら今日の僕らは単純に少し遅すぎた。もう少しプレッシャーを掛ける事も出来たかもしれないけど、マシンのペースを考えれば結局は2位が今日の妥当な結果だったと思う。

ダブル表彰台はチームにとって素晴らしい事だし、アレックスが良い仕事をしてくれた事を嬉しく思う。バーレーンでのマシンの挙動は良いみたいだから、レイアウト変更の上で行われる来週末のサクヒールGPがどうなるか楽しみだ。できればもう少しペースを上げて、最大限のリザルトを持ち帰りたいね。


11月29日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2020年F1第15戦バーレーン・グランプリ決勝レースでは、壮絶なクラッシュによる長期の赤旗と2度のセーフティーカーを経て、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを飾り、2位にマックス・フェルスタッペン、3位にアレックス・アルボンのレッドブル・ホンダ勢が続く結果となった。

次戦サクヒールGPは1週間後に同じバーレーンで開催される。レイアウトは変更され、1周60秒切りが予想されるショートオーバル風のアウタートラックで87周のレースが行われる。

F1バーレーンGP特集