ピエール・ガスリー、予選ラン不完全も9番手「ロングランも好感触だし大量ポイントを狙っていきたい」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは3月26日(金)に行われた2021 F1開幕戦バーレーンGP初日2回目のプラクティスで9番手と、僚友のルーキー角田裕毅にコンマ2秒遅れたものの気負いはない。
セッション後の囲み取材に応じたガスリーは実に生き生きとしながら、クイックラップ自体は完璧にまとめる事が出来なかったものの「予選が本当に楽しみだよ」と語った。
この日アルファタウリ・ホンダは、予選・決勝とはコンディションが大きく異るFP1で空力テストに取り組み、日没後のFP2でソフト・ミディアムのロングラン、そしてパフォーマンスランを実施した。
チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「本当にポジティブだった」と初日を評した。
大量ポイントを狙っていきたい
ピエール・ガスリーFP2: 9位, FP1: 7位
週末に向けて良いスタートが切れたと思う。両セッション共にマシンの感触が良く、僕としては満足だよ。
夜のセッションでのファストラップは完璧にまとめる事ができなかったけど、内容的にポジティブな材料がたくさんあったから、明日の予選でどれだけやれるか楽しみだ。
レースに向けて準備を進めるため、燃料を多く積んでのロングランにも取り組んだけど、まっ得なフィーリングを得る事ができたし、良い傾向だと思う。
ただしまだ初日に過ぎないからあまり先の事は考えたくない。今夜はエンジニアの皆と一緒に微調整に取り組む。明日は良いポジションにつけられるはずだ。
予選の目標はQ3進出だ。それが上手くできればレースで多くのポイントを稼げるはずだ。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手ランド・ノリス(マクラーレン)を0.095秒差で退けた。3番手には0.235秒遅れでルイス・ハミルトン(メルセデス)が続く結果となった。
F1バーレーングランプリ3回目のフリー走行は日本時間3月27日(土)21時から、公式予選は同24時から1時間に渡ってバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。