モンツァ・サーキットのパドックを歩く周冠宇(アルファロメオF1チーム)、2023年8月31日(木) F1イタリアGP
Courtesy Of Alfa Romeo Racing

アルファロメオF1、周冠宇との契約を更新…2024年もボッタスとタッグ

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アルファロメオF1チームはF1シンガポールGPの開幕を翌日に控えた2023年9月14日(木)、2024年に向けて周冠宇との契約を更新し、来季もバルテリ・ボッタスとのドライバーラインナップを継続すると発表した。

ドライバーズ・チャンピオンシップでボッタスから2点遅れの16位につける周冠宇は2022年にデビューしたF1史上初の中国人ドライバーだ。今回の契約更新に伴い、スイス・ヒンウィルのチームでの3シーズン目が確定した。契約は単年。

契約更新の理由についてアルファロメオは、「成熟した体系的なアプローチ」により「チーム内でさらに多くの支持者」を集めたとした上で、「さらなる向上を目指す彼にとって当然の帰結」だと説明した。

現在FIA-F2選手権をリードするテオ・プルシェールは一時、周冠宇の後任として取り沙汰されていたが、20歳のフランス人ドライバーは来季もリザーブドライバーを継続する。

ドライバーラインナップ継続の理由についてアレッサンドロ・アルンニ・ブラービ代表は「安定性を重視し、重要な移行期を迎えるにあたり、共にチームを作り上げていくことを意識的に決断した」と語った。

アルファロメオは2023年末を以てザウバーとのタイトルスポンサー契約を終了。2026年のアウディとのワークスパートナーシップを前に、チームは来季より名門ザウバーの名前に戻る見通しだ。

アルンニ・ブラービは「バルテリと周は才能、スキル共に定評があるドライバーで、本当に上手く機能しており、互いにプッシュしている」「周はこの2シーズンで目覚ましい進歩を遂げており、2024年もこの勢いで成長してくれるものと期待している」と付け加えた。

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