動画:F1アブダビGP初日ハイライト / トロロッソ・ホンダのマシンが出火、RB14は大型縁石の餌食に
23日にヤス・マリーナ・サーキットで開幕を迎えたF1アブダビGP。その初日セッションの模様を収めたハイライト動画が公開された。午前の1回目のフリー走行はマックス・フェルスタッペン(Red Bull)が、午前の2回目のセッションはバルテリ・ボッタス(Mercedes)がファステストを記録。前戦ブラジルGPと同じ並び順となった。
夕暮れ時にスタートする予選や決勝とは異なるコンディションである事から、FP1では多くのチームが来季に向けたテストを実施。ラップタイムを重視する事無く周回を重ねた。
ウィリアムズは来季レギュラードライバーの起用を発表したロバート・クビサを起用。今季3回目のFP1出走という事で、感覚を確かめながら慎重にラップを刻み計26周を走り込んだ。
F1でのラストレースを迎えるマクラーレンのフェルナンド・アロンソは、特別カラーに彩られたマシンとヘルメットで気合十分。午後のFP2で13番手タイムを刻み、予選に向けて有望なパフォーマンスを示した。
路面が滑りやすい事もあり複数のクラッシュが発生。ザウバーのマーカス・エリクソンはフロントウイングを、ルノーのカルロス・サインツはリアウィングにダメージを負った。
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、午前のFP1終盤にマシンリアから出火。ガレージ内には白煙が充満し、午後のセッションに向けてギアボックスを交換した。
FP1で最速を記録し、クールダウンしたコンディションのFP2でも2番手タイムを残したマックス・フェルスタッペンだが、ターン20に設置された大型のソーセージ縁石の餌食となり、マシンのフロアを破損する場面もあった。
F1アブダビGPの初日セッションの順位結果についてはFP1結果とダイジェストと、FP2結果とダイジェストをそれぞれ参照されたい。