
角田裕毅が前進、中団最上位まで0.106秒。ラッセル最速、アストンホンダ再び下位 / F1イタリアGP 2026《FP2》結果と詳報
2026年F1第13戦イタリアGPのフリー走行2回目(FP2)が9月4日(金)にモンツァ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムを記録した。2番手にはFP1首位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続き、3番手にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が入った。
アントネッリはパワーユニット(PU)交換によるグリッド降格を受けるため、決勝に焦点を当てたプログラムに取り組んでいるが、それでもFP2ではチームメイトに0.141秒差と迫る速さを見せた。
FP1でフェラーリに1-2を許したメルセデスは、FP2でタイムシートのトップを奪い返したものの、ラッセルとルクレールの差はわずか0.120秒と接近した。
ルクレールは残り10分を切ったところで、リアのコントロールを失って派手にスピンする場面があった。また、ラッセルはセッション終盤、ブレーキング時にフロント・サスペンションから不審な振動を感じると報告するシーンがあった。
Whoa! 😨
Here's that Charles moment 🎥#F1 #ItalianGP pic.twitter.com/dQks2nhBr9
— Formula 1 (@F1) September 4, 2026
ランド・ノリス(マクラーレン)が4番手、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が5番手、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が6番手となり、3チームが上位6台を独占した。
角田裕毅(レーシング・ブルズ)はFP1の12番手から前進し、首位から0.896秒差の1分23秒455を記録して10番手につけた。中団最上位となる7番手をマークしたチームメイト、アーヴィッド・リンブラッドとの差は0.106秒まで縮まった。
岩佐歩夢にFP1を譲ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、週末最初の実走となったFP2で、序盤からマシンの状態に不満を訴え続け、9番手に沈んだ。チームメイトのリアム・ローソンも12番手に終わった。
フェルスタッペンは序盤、ダウンフォースが「全くない」と報告した。チームはこれを受けてフロントウイングの設定を変更したが、その後もフェルスタッペンは低速コーナーでグリップがないと訴え、さらにブレーキにも問題があると報告。終盤には「クルマがかなり跳ねるようになっていて、悪化している」と訴えた。
セッション中盤には、ノリスとランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)がターン1への進入で際どいニアミスを演じる場面があった。
ストロールが自身の進路方向へ寄ってきたため、ノリスは接触を避けようと芝生へ飛び出し、そのままエスケープロードに向かった。ノリスは無線で「危ないな、何なんだコイツは」と不満をあらわにした。
なお、マクラーレン勢は終盤10分ほどを使って互いに近い位置を走り、決勝を想定したようなプログラムに取り組み、デプロイメントやスリップストリームの影響を確認した。
Norris has to take to the grass to avoid a slow-moving Stroll who was exiting the pits 😮#F1 #ItalianGP pic.twitter.com/mVT190ISdk
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ハース内で唯一、フェラーリのアップグレード版PUを使用しているオリバー・ベアマンは8番手につけた。旧スペックPUを使うオコンは18番手に終わった。ハースは今回、空力面でもアップグレードを投入しており、過去6戦連続でポイントを獲得できていない状況からの巻き返しを狙っている。
アルピーヌ勢は、チームメイトに対して1戦遅れでアップグレードが投入されたフランコ・コラピントが11番手を記録し、14番手のピエール・ガスリーを抑えてチーム内最上位につけた。
一方、終盤にはコラピントがアスカリの出口でグラベルに飛び出し、挙動を大きく乱す場面があった。それでも姿勢を立て直してバリアへの衝突を回避し、無事にコースへ復帰した。
Now it's Colapinto's turn to almost lose it…
Massive moment for Franco out of the Ascari chicane but he holds on 👏#F1 #ItalianGP pic.twitter.com/fhRYeFlCYy
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ガブリエル・ボルトレート(アウディ)もトラブルに見舞われた。シケインでは挙動を乱し、終盤にはエンジンに問題があると報告。ミスファイアが確認されたため、アウディはセッションを早めに打ち切った。
アストンマーティン・ホンダ勢はFP2でも下位に沈んだ。フェルナンド・アロンソは19番手、ストロールは22番手で最下位だった。アロンソはセッション終盤、アスカリでタイヤをロックさせる場面もあった。
3回目のフリー走行は、日本時間9月5日(土)19時30分から1時間の日程で開催される。セッションの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。
2026年F1第13戦 イタリアGP フリー走行2(FP2)リザルト
| Pos | No | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 63 | ラッセル | メルセデス | 1:22.559 | 0.000 | 31 |
| 2 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 1:22.679 | 0.120 | 29 |
| 3 | 12 | キミ・アントネッリ | メルセデス | 1:22.700 | 0.141 | 32 |
| 4 | 1 | ノリス | マクラーレン | 1:22.943 | 0.384 | 25 |
| 5 | 44 | ハミルトン | フェラーリ | 1:23.016 | 0.457 | 27 |
| 6 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 1:23.028 | 0.469 | 26 |
| 7 | 41 | リンブラッド | レーシングブルズ | 1:23.349 | 0.790 | 26 |
| 8 | 87 | ベアマン | ハース | 1:23.370 | 0.811 | 29 |
| 9 | 3 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.377 | 0.818 | 30 |
| 10 | 22 | 角田裕毅 | レーシングブルズ | 1:23.455 | 0.896 | 29 |
| 11 | 43 | コラピント | アルピーヌ | 1:23.619 | 1.060 | 28 |
| 12 | 30 | ローソン | レッドブル | 1:23.660 | 1.101 | 37 |
| 13 | 27 | ヒュルケンベルグ | アウディ | 1:23.732 | 1.173 | 28 |
| 14 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 1:23.773 | 1.214 | 27 |
| 15 | 5 | ボルトレート | アウディ | 1:23.776 | 1.217 | 22 |
| 16 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 1:23.853 | 1.294 | 31 |
| 17 | 55 | サインツ | ウィリアムズ | 1:23.900 | 1.341 | 30 |
| 18 | 31 | オコン | ハース | 1:24.407 | 1.848 | 30 |
| 19 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 1:25.027 | 2.468 | 18 |
| 20 | 11 | ペレス | キャデラック | 1:25.082 | 2.523 | 28 |
| 21 | 77 | ボッタス | キャデラック | 1:25.149 | 2.590 | 28 |
| 22 | 18 | ストロール | アストンマーティン | 1:25.253 | 2.694 | 27 |
コンディション
| 天気 | 晴れ |
|---|---|
| 気温 | 34℃ |
| 路面温度 | 53℃ |
セッション概要
| グランプリ名 | F1イタリアGP |
|---|---|
| セッション種別 | フリー走行2 |
| セッション開始日時 |
サーキット
| 名称 | モンツァ・サーキット |
|---|---|
| 設立 | 1922年 |
| 全長 | 5793m |
| コーナー数 | 11 |
| 周回方向 | 時計回り |