
2025年F1モナコGP《予選》ハイライト動画:絶好調ルクレールを下した史上初の”69秒ラップ”、メルセデスは赤旗量産
2025年FIA-F1世界選手権第8戦モナコGPの予選が5月24日にモンテカルロ市街地コースで行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が1分9秒954のコースレコードを打ち立て、今季2回目のポールポジションを獲得した。
従来のレコードは、ルイス・ハミルトンが2019年のメルセデス時代に記録した1分10秒166。ノリスは史上初めて、モナコで69秒台に突入したドライバーとなった。
週末すべてのプラクティスを制した地元の英雄、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2番グリッド、ノリスの僚友オスカー・ピアストリが3番グリッドを獲得した。
角田裕毅(レッドブル)は12番手でQ2敗退を喫した。無線を通して「本当に不公平」と不満を漏らし、セッション後のインタビューでは、不満の矛先がチームに向いていることを感じさせる発言もあった。
フリー走行3:ハイライト動画
残り2分、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)がマスネ(ターン3)のアウト側バリアに衝突し、最終プラクティスは今週末4度目の赤旗により終了。ルクレールは再びタイムシートのトップに立ち、全てのプラクティスで最速を刻んだ。
予選:ハイライト動画
Q1最終盤、キミ・アントネッリ(メルセデス)がヌーベルシケイン1つ目のイン側ガードレールに左フロントを僅かに接触させ、サスペンションが破損したことでバリアに衝突。赤旗が振られたことが影響し、一部のドライバーはタイムを更新できなかった。
続くQ2では開始早々、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトンネル内で停止。再び赤旗が振られた。電気系のトラブルが疑われている。
決勝レースは日本時間5月25日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事でチャンピオンシップを争う。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。